基本情報

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井上 武史

INOUE TAKESHI

所属
法学部 教授
研究分野・キーワード
憲法, 憲法裁判, 結社の自由
教育研究内容
憲法学の中でも、特に以下の3つの分野を中心に研究を進めている。第1は立憲主義であり、その思想を歴史的・理論的・制度論的な観点から検討している。その成果は「日本国憲法と立憲主義」(2014年)「立憲主義とテクスト」(2017年)でそれぞれ公表した。第2は憲法裁判論であり、とりわけフランス憲法院を中心に研究を行っている。その主たる成果は共著『憲法裁判所の比較研究』(2016年)として公表されている。第3は結社の自由論であり、フランス法との比較を通じて結社の自由保障の理念と制度を明らかにするだけでなく、日本の非営利団体法の解釈論や立法論としての提言も行ってきた。その成果は単著『結社の自由の法理』(2014年)としてモノグラフィーとして公表している。これらはそれぞれ憲法総論分野、統治機構分野、人権分野に対応するものであり、憲法の授業科目にも対応するものである。

出身大学 【 表示 / 非表示

  • 学校名:京都大学
    学部(学系)名:法学部

    学校の種類:大学
    卒業年月:2001年03月
    卒業区分:卒業
    国名:日本国

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 学校名:京都大学
    学部等名:法学研究科

    修了課程:博士課程
    修了年月:2008年03月
    修了区分:修了
    国名:日本国

  • 学校名:京都大学
    学部等名:法学研究科
    学科等名:公法学

    修了課程:博士課程
    修了年月:2006年03月
    修了区分:単位取得満期退学
    国名:日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 学位名:博士(法学)
    分野名:人文・社会 / 公法学
    授与機関名:京都大学
    取得方法:課程
    取得年月:2008年03月

  • 学位名:法学修士
    分野名:人文・社会 / 公法学
    授与機関名:京都大学
    取得方法:課程
    取得年月:2003年03月

経歴 【 表示 / 非表示

  • 所属:関西学院大学
    部署名:法学部
    職名:教授
    年月:2023年04月 ~ 継続中

  • 所属:パリ・シテ大学
    職名:研究員
    年月:2022年09月 ~ 2023年03月

  • 所属:関西学院大学
    部署名:司法研究科
    職名:教授
    年月:2019年04月 ~ 2023年03月

  • 所属:九州大学
    部署名:大学院法学研究院
    職名:准教授
    年月:2014年10月 ~ 2019年03月

  • 所属:パリ第1大学(パンテオン・ソルボンヌ大学)
    職名:研究員
    年月:2010年04月 ~ 2012年03月

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所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 所属学協会名:日本公法学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:国際人権法学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:日仏法学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:宗教法学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:比較憲法学会
    学会所在国:日本国

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • 研究分野:人文・社会 / 公法学

論文 【 表示 / 非表示

  • タイトル:Le Japon face aux mouvements sectaires
    誌名:Revue des deux cités: Société, droit, politique et religion  12/2023号  (頁 255 ~ 270)
    出版年月:2023年12月
    著者:Takeshi Inoue

  • タイトル:宗教団体規制の現況と課題:憲法の観点から
    誌名:ジュリスト  1585号  (頁 28 ~ 33)
    出版年月:2023年05月
    著者:井上武史

  • タイトル:田代コメントへの再応答
    誌名:法律時報  94巻  5号  (頁 107 ~ 108)
    出版年月:2022年05月
    著者:井上武史

  • 記述言語:日本語
    タイトル:法律上の緊急事態の理論的検討:「宣言」にどのような意味があるのか
    誌名:法律時報  94巻  4号  (頁 120 ~ 125)
    出版年月:2022年04月
    著者:井上武史

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)
    共著区分:単著

  • 記述言語:日本語
    タイトル:別居後の親子の面会交流権と憲法:面会交流立法不作為違憲訴訟の検討
    誌名:法と政治  72巻  1号  (頁 293 ~ 320)
    出版年月:2021年05月
    著者:井上 武史

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)
    共著区分:単著

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:フランス語
    タイトル:L'irréductible originalité des systèmes constitutionnels à la lumière des expériences française et japonaise
    出版者・発行元:Société de législation comparée
    出版年月:2021年11月
    著者:Julien Boudon

    著書種別:学術書
    担当範囲:Quelques particularités de la Constitution japonaise de 1946
    担当区分:共著

  • タイトル:一歩先への憲法入門〔第2版〕
    出版者・発行元:有斐閣
    出版年月:2021年10月
    著者:片桐直人、井上武史、大林啓吾

  • 記述言語:日本語
    タイトル:憲法秩序の新構想
    出版者・発行元:三省堂
    出版年月:2021年09月
    著者:曽我部真裕, 赤坂幸一, 櫻井智章, 井上武史

    著書種別:学術書
    担当区分:編集

  • 記述言語:日本語
    タイトル:憲法演習サブノート210問
    出版者・発行元:弘文堂
    出版年月:2021年07月
    著者:宍戸常寿, 曽我部真裕

    著書種別:教科書・概説・概論
    担当区分:共著

  • 記述言語:日本語
    タイトル:憲法をプラクティカルに変える
    出版者・発行元:中央公論新社
    出版年月:2020年12月
    著者:根本匠

    著書種別:学術書
    担当区分:共著

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MISC 【 表示 / 非表示

  • タイトル:ゴルフクラブ入会拒否の憲法問題
    誌名:法学館憲法研究所
    出版年月:2023年12月
    著者:井上武史

      外部サイトへのリンクを表示

  • タイトル:緊急事態条項は独裁につながるのか
    誌名:Voice  2022年8月号号  (頁 168 ~ 174)
    出版年月:2022年07月
    著者:井上武史

  • 記述言語:日本語
    タイトル:代理投票の補助者を投票事務従事者に限定する公選法の規定が投票の秘密を侵害しないとされた事例
    誌名:法学セミナー増刊 速報判例解説(新・判例解説Watch)  28巻  (頁 19 ~ 22)
    出版年月:2021年04月
    著者:井上武史

    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 記述言語:日本語
    タイトル:〔学会展望2020〕憲法
    誌名:法律時報  92巻  13号  (頁 7 ~ 25)
    出版年月:2020年12月
    著者:尾形健・上田健介・井上武史・櫻井智章・山本健人

    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 記述言語:日本語
    タイトル:フランスにおける憲法改正の失敗――2011年以降の状況について
    誌名:法学研究  93巻  5号  (頁 97 ~ 107)
    出版年月:2020年05月
    著者:ジュリアン・ブドン(井上武史/訳)

    掲載種別:速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 賞名:田上穣治賞(2014年度)
    受賞年月:2014年
    受賞国:日本国
    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞
    授与機関:比較憲法学会
    受賞者(グループ):井上武史
    専門分野:人文・社会 / 公法学

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 研究種目:基盤研究(B)
    研究期間:2018年04月 ~ 2023年03月
    タイトル:メタ憲法学の基盤構築:憲法の基礎理論とその哲学的再構想

  • 研究種目:基盤研究(B)
    研究期間:2018年04月 ~ 2023年03月
    タイトル:メタ憲法学の基盤構築:憲法の基礎理論とその哲学的再構想
    提供機関:日本学術振興会
    制度名:科学研究費助成事業

  • 研究種目:基盤研究(C)
    研究期間:2018年04月 ~ 2022年03月
    タイトル:憲法原理から見た団体規制法の理論的・制度論的検討

  • 研究種目:基盤研究(A)
    研究期間:2018年04月 ~ 2022年03月
    タイトル:国境を越える立憲主義の成立可能性と国際法・憲法の基本概念

  • 研究種目:基盤研究(C)
    研究期間:2018年04月 ~ 2022年03月
    タイトル:憲法原理から見た団体規制法の理論的・制度論的検討
    提供機関:日本学術振興会
    制度名:科学研究費助成事業

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:フランス語
    会議名:5e Regards croisés du Réseau Européano-japonais NihonEuropA: Regards croisés en droit constitutionnel et droit économique
    国際・国内会議:国際会議
    開催年月:2022年10月
    発表年月日:2022年10月24日
    開催地:トゥール(フランス)
    タイトル:L'état d'urgence sanitaire au Japon est-il un véritable état d'urgence ?
    会議種別:口頭発表(一般)

担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:法学研究科前期

    授業科目名:リサーチ演習

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:法学研究科前期

    授業科目名:リサーチ演習

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:法学研究科前期

    授業科目名:憲法

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:法学研究科後期

    授業科目名:憲法特殊研究

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:法学研究科後期

    授業科目名:憲法特殊研究

    授業形式:代表者

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担当経験のある授業科目(学内・学外) 【 表示 / 非表示

  • 科目:日本国憲法
    機関名:関西学院大学

  • 科目:憲法I(人権論1)
    機関名:関西学院大学

  • 科目:特別演習O
    機関名:関西学院大学

  • 科目:憲法特講C
    機関名:関西学院大学

  • 科目:日本国憲法
    機関名:関西学院大学

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学内活動 【 表示 / 非表示

  • 活動名称:学長補佐
    活動期間:2023年04月 ~ 2025年03月

  • 活動名称:人権教育科目(全学開講)・科目担当代表者
    活動期間:2023年04月 ~ 2024年03月

  • 活動名称:学生活動支援機構長補佐(学生副部長)
    活動期間:2021年04月 ~ 2023年03月

  • 活動名称:競技スポーツ局委員
    活動期間:2021年04月 ~ 2023年03月

 

委員歴 【 表示 / 非表示

  • 団体名:比較憲法学会
    委員名:理事
    年月:2020年10月 ~ 継続中

  • 団体名:日仏法学会
    委員名:企画運営委員
    年月:2017年02月 ~ 継続中

社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • タイトル:高大接続センター模擬講義
    年月:2019年06月

    概要:高校1年生、2年生を対象として、「未来の民主主義のかたち:
    議員をどうやって選べばよいか?」と題する講義を行い(第1部)、その後ゼミ形式でディスカッションを行った(第2部)。