基本情報

写真b

野波  寛

NONAMI Hiroshi

所属
社会学部 社会学科 教授
研究分野・キーワード
ゲーミング, 合意形成, 環境社会学, 社会心理学, 迷惑施設
教育研究内容
個人の態度と行動が乖離しやすい環境問題において、環境に配慮した行動を実際に率先してとっていく少数の人々(環境ボランティア、住民団体など)が、その行動パターンを徐々に周囲の大多数者に普及させていく過程を、実験と調査の両面から社会心理学的に検討する。また、集団に対して個人が同一化していく過程、それにもとづく集団行動の発生と変化について、シミュレーション・ゲーミングを用いた実験的検討をおこなっている。

学位 【 表示 / 非表示

  • 学位名:博士(心理学)
    分野名:人文・社会 / 社会心理学
    授与機関名:名古屋大学
    取得方法:課程
    取得年月:1999年01月

経歴 【 表示 / 非表示

  • 所属:独立行政法人国立環境研究所 環境リスク研究センター
    職名:客員研究員
    年月:2012年04月 ~ 2014年03月

  • 所属:独立行政法人国立環境研究所 環境リスク研究センター
    職名:客員研究員
    年月:2008年04月 ~ 2011年12月

  • 所属:関西学院大学
    職名:教授
    年月:1997年04月 ~ 継続中

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 所属学協会名:日本シミュレーション&ゲーミング学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:廃棄物学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:農村計画学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:環境情報科学センター
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:日本グループ・ダイナミックス学会
    学会所在国:日本国

全件表示 >>

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 研究分野:人文・社会 / 社会心理学

論文 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:英語
    タイトル:Maximin principle, Emotional Aversion, and Integrative Judgment in the NIMBY Context, including Social Dilemma and Moral Dilemma: The Roles of the Amygdala, Angular Gyrus, and Ventromedial Prefrontal Cortex
    誌名:Social Neuroscience  18巻  5号  (頁 282 ~ 291)
    出版年月:2023年12月
    著者:Nonami, H., Oba, K., Tashiro, Y., Aoki, T., Ohtomo,

    DOI:https://doi.org/10.1080/17470919.2023.2280060
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

      外部サイトへのリンクを表示

  • 記述言語:日本語
    タイトル:NIMBYの文脈における当事者の優位化を促す信頼と道徳基盤の影響―カナダでの地層処分地選定をめぐる公的機関・先住民族・地元住民の正当性―
    誌名:リスク学研究  33巻  1号  (頁 15 ~ 25)
    出版年月:2023年07月
    著者:野波 寬, 大沼 進, 青木 俊明, 大友 章司

    DOI:10.11447/jjra.o-22-018
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

      外部サイトへのリンクを表示

  • 記述言語:日本語
    タイトル:当事者の多様性にもとづく高校生の思慮と討議を促す「誰がなぜゲーム」
    誌名:環境教育  32巻  2号  (頁 2_2 ~ 14)
    出版年月:2023年05月
    著者:野波 寬, 坂本 剛, 田代 豊, 大友 章司, 青木 俊明, 大場 健太郎

    DOI:10.5647/jsoee.2206
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

      外部サイトへのリンクを表示

  • 記述言語:英語
    タイトル:Roles of Moral Foundations and Empathic Concern on Rights of Public Decision-Making for Geological Disposal Facilities: Why is it Self-evident that "the Concerned Party should be the Decision-Maker" in the Context of NIMBY Facilities?
    誌名:JAPANESE PSYCHOLOGICAL RESEARCH
    出版年月:2023年05月
    著者:Nonami Hiroshi, Sakamoto Go, Ohtomo Shoji, Tashiro Yutaka, Aoki Toshiaki, Oba Kentaro

    DOI:10.1111/jpr.12455
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

      外部サイトへのリンクを表示

  • 記述言語:日本語
    タイトル:自然保護に関連する大学生の他者推定における誤差
    誌名:環境教育  32巻  1号  (頁 1_14 ~ 22)
    出版年月:2023年03月
    著者:田代 豊, 野波 寛

    DOI:10.5647/jsoee.2118
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

      外部サイトへのリンクを表示

全件表示 >>

書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:日本語
    タイトル:やんばると観光
    出版者・発行元:沖縄タイムス社
    出版年月:2018年
    著者:田代豊・野波寬・大友章司・坂本剛

    著書種別:一般書
    担当範囲:やんばるの自然環境観光資源の管理・保全における課題:コモンズとしての自然海岸の管理を誰が決めるのか
    担当区分:共著

  • 記述言語:日本語
    タイトル:“誰がなぜゲーム”で問う正当性:職場、学校、原子力施設から国際関係まで、「誰が決めるべきか」を考える模擬体験
    出版者・発行元:ナカニシヤ出版
    出版年月:2017年
    著者:野波寛

    著書種別:一般書
    担当区分:単著

  • 記述言語:日本語
    タイトル:正当性の社会心理学:海と草原と基地が問う「社会的決定の権利」
    出版者・発行元:ナカニシヤ出版
    出版年月:2017年
    著者:野波寛

    著書種別:学術書
    担当区分:単著

  • 記述言語:日本語
    タイトル:分担執筆(第6章「自分が決める、みんなが決める―意思決定と合意形成の心理学」)
    出版者・発行元:ナカニシヤ出版
    出版年月:2012年03月
    著者:暮らしの中の社会心理学(安藤香織・杉浦淳吉編著)

    著書種別:学術書
    担当区分:共著

  • 記述言語:日本語
    タイトル:仮想世界ゲームから社会心理学を学ぶ(広瀬幸雄編著)8章(pp.115-130)、第10章(pp.149-163)担当
    出版者・発行元:ナカニシヤ出版
    出版年月:2011年03月
    著者:野波  寛

    著書種別:学術書
    担当区分:共著

全件表示 >>

受賞 【 表示 / 非表示

  • 賞名:日本グループ・ダイナミックス学会優秀論文賞
    受賞年月:2018年09月
    受賞国:日本国
    受賞区分:学会誌・学術雑誌による顕彰
    授与機関:日本グループ・ダイナミックス学会
    受賞者(グループ):坂本剛・野波寛・蘇米雅・哈斯額尓敦・大友章司・田代豊

  • 賞名:日本グループ・ダイナミックス学会優秀論文賞
    受賞年月:2015年10月
    受賞国:日本国
    受賞区分:学会誌・学術雑誌による顕彰
    授与機関:日本グループ・ダイナミックス学会
    受賞者(グループ):野波寛・土屋博樹・桜井国俊

  • 賞名:2013年度日本シミュレーション & ゲーミング学会論文賞
    受賞年月:2014年10月
    受賞国:日本国
    受賞区分:学会誌・学術雑誌による顕彰
    授与機関:日本シミュレーション & ゲーミング学会
    受賞者(グループ):野波寛

  • 賞名:平成23年度クリタ水・環境科学研究優秀賞
    受賞年月:2011年08月
    受賞国:日本国
    受賞区分:出版社・新聞社・財団等の賞
    授与機関:クリタ水・環境科学振興財団
    受賞者(グループ):今井葉子・野波寛・高村典子

  • 賞名:日本グループ・ダイナミックス学会優秀論文賞
    受賞年月:2010年
    受賞区分:学会誌・学術雑誌による顕彰
    授与機関:日本グループ・ダイナミックス学会
    受賞者(グループ):中谷内一也・野波寛・加藤潤三

全件表示 >>

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 研究種目:基盤研究(B)
    研究期間:2024年04月 ~ 2027年03月
    タイトル:個人の共感から共貧化への集合的帰結とその回避:世代性関心への社会認知脳アプローチ

  • 研究種目:挑戦的研究(萌芽)
    研究期間:2020年07月 ~ 2022年03月
    タイトル:道徳ジレンマとしてのNIMBY問題:決定権の判断をめぐる神経生理学的基盤の検証

  • 研究種目:基盤研究(B)
    研究期間:2014年04月 ~ 2017年03月
    タイトル:迷惑施設をめぐる権利の正当性:日中での比較調査・実験・ゲーミングによる多角的検証 (研究課題番号:26301031)

      外部サイトへのリンクを表示

  • 研究種目:基盤研究(B)
    研究期間:2011年04月 ~ 2014年03月
    タイトル:コモンズの管理権をめぐる多様なアクターの正当性:日中欧での調査研究と実験的検討

      外部サイトへのリンクを表示

  • 研究種目:基盤研究(C)
    研究期間:2008年04月 ~ 2011年03月
    タイトル:異種業者間の信頼醸成がコモンズ保全に及ぼす効果:沖縄本島での調査研究と実験的検討

      外部サイトへのリンクを表示

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:日本語
    会議名:日本心理学会第87回大会ポスター発表(1B-026-PC)
    開催年月:2023年
    発表年月日:2023年
    開催地:神戸国際会議場
    タイトル:NIMBYジレンマにおける道徳と共感と関係流動性:トロッコ問題における判断は忌避施設をめぐる判断につながるか?
    会議種別:ポスター発表

  • 記述言語:日本語
    会議名:日本コミュニティ心理学会第26回大会口頭発表(PB-9)
    開催年月:2023年
    発表年月日:2023年
    開催地:香川大学教育学部
    タイトル:環境葛藤における道徳的排斥が心的機能の帰属と正当性承認に及ぼす影響:道徳基盤の機能に着目して
    会議種別:口頭発表(一般)

  • 記述言語:日本語
    会議名:経済産業省資源エネルギー庁主催シンポジウム
    開催年月:2023年
    発表年月日:2023年
    開催地:よみうり大手町ホール(東京都)
    タイトル:わたしたちの子どものための街づくり:地層処分問題と共創する未来

  • 記述言語:日本語
    会議名:道徳に関する参加型授業
    開催年月:2023年
    発表年月日:2023年
    開催地:兵庫県立西宮高校
    タイトル:「誰を優先すべきか」をよく考えてみよう.
    会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • 記述言語:日本語
    会議名:日本リスク学会第35回年次大会口頭発表(C2-3)
    開催年月:2022年
    発表年月日:2022年
    開催地:京都大学桂キャンパス
    タイトル:忌避施設の決定権は住民か公的機関か?:カナダの地層処分場をめぐる道徳基盤と信頼性の効果
    会議種別:口頭発表(一般)

全件表示 >>

担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:社会学部

    授業科目名:ゲーミング社会心理学

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:社会学部

    授業科目名:卒業論文

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:社会学部

    授業科目名:卒業論文

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:社会学部

    授業科目名:実験実習

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:社会学部

    授業科目名:実験実習

    授業形式:代表者

全件表示 >>

学内活動 【 表示 / 非表示

  • 活動名称:C.O.D.委員会委員
    活動期間:2022年04月 ~ 2024年03月