基本情報

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清水 裕士

SHIMIZU Hiroshi

所属
社会学部 社会学科 教授
研究分野・キーワード
社会心理学,親密な対人関係,道徳,社会規範
教育研究内容
人々がなぜ今あるようなかたちで道徳を身につけ,またそれが社会に共有されているのか。その問題について,社会心理学的に研究しています。
 また,親密な対人関係ではなぜ利他行動が行われているのか。また,友人に利他的であることがどのようにしてある種の規範として成立しているのかについても研究しています。

出身大学 【 表示 / 非表示

  • 学校名:関西学院大学
    学部(学系)名:社会学部

    学校の種類:大学
    卒業年月:2003年03月
    卒業区分:卒業
    国名:日本国

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 学校名:大阪大学
    学部等名:人間科学研究科

    修了課程:博士課程
    修了年月:2008年09月
    修了区分:修了
    国名:日本国

  • 学校名:大阪大学
    学部等名:人間科学研究科

    修了課程:博士課程
    修了年月:2008年03月
    修了区分:単位取得満期退学
    国名:日本国

  • 学校名:大阪大学
    学部等名:人間科学研究科

    修了課程:修士課程
    修了年月:2005年03月
    修了区分:修了
    国名:日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 学位名:博士(人間科学)
    分野名:人文・社会 / 社会心理学
    授与機関名:大阪大学
    取得方法:課程
    取得年月:2008年09月

経歴 【 表示 / 非表示

  • 所属:関西学院大学
    部署名:社会学部 社会学科
    職名:教授
    年月:2015年04月 ~ 継続中

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 所属学協会名:日本心理学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:日本グループ・ダイナミックス学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:日本社会心理学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:日本行動計量学会
    学会所在国:日本国

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 研究分野:人文・社会 / 社会心理学

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • 研究課題名:「規範の伝搬」による当為的信念の形成についての研究

    研究期間:2016年 ~ 2018年
    研究態様(個人・共同別)区分:未設定
    研究制度:その他の研究制度

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  • 研究課題名:社会規範における「当為的信念」の成立基盤についての研究

    研究期間:2012年 ~ 2014年
    研究態様(個人・共同別)区分:未設定
    研究制度:その他の研究制度

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  • 研究課題名:対人行動の適切性判断と社会規範:Socio-Logicの理論的研究

    研究期間:2007年 ~ 2012年
    研究態様(個人・共同別)区分:未設定
    研究制度:その他の研究制度

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  • 研究課題名:The study about appropriate judgment of interpersonal behaviors.

    研究期間:2007年 ~ 2012年
    研究態様(個人・共同別)区分:未設定
    研究制度:その他の研究制度

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  • 研究課題名:親密な関係における対人的相互作用の研究

    研究期間:2003年 ~ 2007年
    研究態様(個人・共同別)区分:未設定
    研究制度:その他の研究制度

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論文 【 表示 / 非表示

  • タイトル:Perceived Shared Condemnation Intensifies Punitive Moral Emotions
    誌名:SCIENTIFIC REPORTS  7巻
    出版年月:2017年08月
    著者:Konishi Naoki, Oe Tomoko, Shimizu Hiroshi, Tanaka Kanako, Ohtsubo Yohsuke

    DOI:10.1038/s41598-017-07916-z
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)
    共著区分:共著

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  • タイトル:Cultural Differences in Perceptions of Intragroup Conflict and Preferred Conflict-Management Behavior: A Scenario Experiment
    誌名:JOURNAL OF CROSS-CULTURAL PSYCHOLOGY  46巻  1号  (頁 88 ~ 100)
    出版年月:2015年01月
    著者:Murayama Aya, Ryan Carey S., Shimizu Hiroshi, Kurebayashi Koichi, Miura Asako

    DOI:10.1177/0022022114551051
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)
    共著区分:共著

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  • タイトル:More Human Than Others, but Not Always Better: The Robustness of Self-Humanizing Across Cultures and Interpersonal Comparisons
    誌名:JOURNAL OF CROSS-CULTURAL PSYCHOLOGY  44巻  5号  (頁 671 ~ 683)
    出版年月:2013年07月
    著者:Park Joonha, Haslam Nick, Shimizu Hiroshi, Kashima Yoshihisa, Uchida Yukiko

    DOI:10.1177/0022022113485429
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)
    共著区分:共著

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  • 記述言語:日本語
    タイトル:家族関係尺度の構成とその階層的因子構造について
    誌名:行動計量学  38巻  1号  (頁 93 ~ 99)
    出版年月:2011年03月
    著者:小杉 考司, 清水 裕士, 藤澤 隆史, 石盛 真徳, 渡邊 太, 藤澤 等

    DOI:10.2333/jbhmk.38.93
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)
    共著区分:共著

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 賞名:第61回日本グループ・ダイナミックス学会優秀発表賞
    受賞年月:2014年
    受賞区分:その他
    授与機関:日本グループ・ダイナミックス学会
    受賞者(グループ): 平川真・清水裕士・鬼頭美江

  • 賞名:日本グループ・ダイナミクス学会第54回大会優秀発表賞(ロング・スピーチ)
    受賞年月:2007年
    受賞国:日本国
    受賞区分:その他
    授与機関:日本グループ・ダイナミクス学会
    受賞者(グループ):清水裕士・小杉考司

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 研究種目:基盤研究(C)
    研究期間:2020年04月 ~ 2023年03月
    タイトル:合議による「分配の正義」のメカニズム:統計モデリングアプローチ

  • 研究種目: 
    研究期間:2016年 ~ 2018年
    タイトル:「規範の伝搬」による当為的信念の形成についての研究
    研究概要:本研究では、当為的規範が生成するメカニズムを検討することが目的であった。仮説は、言語的伝達を伴う教育によって当為的規範が生成する、というものであった。集団のなかで当為的規範がいかにして成立するのかを明らかにするために、集団に世代交代がある条件とない条件で、当為的規範の生成にどのような違いが生じるかを検討するための実験を行った。世代交代がある条件では、言語的な教育が行われるという予測であった。世代交代あり条件では、8人の参加者のうち、最初の4人が1世代目、そして次の世代では1人が交代して、既存の3人と新規参入者1人の4人が集団を形成した。世代交代なし条件では、最初の4人がずっと同じメンバーで課題を行った。四色塗り分け課題を二つの条件で行ったところ、世代あり条件において当為的規範がやや高くなる傾向がみられた。まだサンプルが小さいため、平成29年度も同様の実験を行い、結果の妥当性を検討する。続いて、規範の生成において態度の収斂化が起きているかを検討するための調査を実施した。新しく開発した項目反応モデル(母集団分布の形状をデータから推測することができる、セミパラメトリックな項目反応モデル)によって、政治的態度が中点で収斂化していることが明らかとなった。また、政治的知識が少ない人でその結果が顕著であった。このことから、人々の相互作用によって、態度が収斂化するような「規範の作用」が生まれたことが示唆される。

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  • 研究種目:若手研究(B)
    研究期間:2015年04月 ~ 2016年03月
    タイトル:「規範の伝搬」による当為的信念の形成についての研究

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  • 研究種目:若手研究(B)
    研究期間:2012年 ~ 2014年
    タイトル:社会規範における「当為的信念」の成立基盤についての研究
    研究概要:本年度は、社会関係における規範の成立として、最も基本的な人間関係である友人関係に焦点を当てた。具体的には、友人関係における非互恵的利他性の規範がいかにして形成されるかについて検討を行った。非互恵的利他性の信念は、「友人に対しては相手に見返りをきたせずに助けるべきだ」という信念である。本研究は友人関係が人々が病気は怪我などといった危機を管理するための装置であるという友情の進化仮説に基づいて、かけがえのない人を助けることで、相手からもかけがえのない人と思われることで、互いにかけがえのない関係を形成し、危機管理を行っていることを検証した。友人ペアの調査を行った結果、友人同士のサポートはかけがえのなさを高めることによって、非互恵的利他性の信念を高めることが明らかとなった。その結果については日本グループダイナミクス学会で発表された。また、かけがえのない関係を作ることが、友人関係における適応を高めることを別の調査結果から明らかとなった。この結果は日本社会心理学会で発表を行った。また、初年度行う予定であった大規模なWeb調査は、次年度に実施予定であり、それに伴い予算の繰り越しを行った。計画の若干の修正はあったが、順調に研究は遂行され、発表も行われた。

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  • 研究種目: 
    研究期間:2007年 ~ 2012年
    タイトル:対人行動の適切性判断と社会規範:Socio-Logicの理論的研究

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担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 履修年度:2023年度(西暦)

    提供部署名:社会学研究科前期

    授業科目名:データサイエンス演習(社会心理学応用)

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2023年度(西暦)

    提供部署名:社会学研究科後期

    授業科目名:データサイエンス演習(社会心理学応用)

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2023年度(西暦)

    提供部署名:社会学研究科前期

    授業科目名:修士論文

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2023年度(西暦)

    提供部署名:社会学部

    授業科目名:卒業論文

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2023年度(西暦)

    提供部署名:社会学部

    授業科目名:研究演習I

    授業形式:代表者

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学内活動 【 表示 / 非表示

  • 活動名称:研究科副委員長
    活動期間:2023年04月 ~ 2024年03月

  • 活動名称:学部長室委員
    活動期間:2018年04月 ~ 2021年03月