基本情報

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高島 正憲

TAKASHIMA Masanori

所属
経済学部 准教授
研究分野・キーワード
経済史,経済成長,比較経済発展
教育研究内容
僕の主な研究分野は,経済史学および日本経済の長期にわたる成長と構造の分析です。具体的には,日本の経済成長について,古代から現代までのあらゆる歴史資料に書かれた人口・土地・生産・物価賃金などの数的情報を利用して経済諸量データの長期系列を構築し,部門別生産高・実質賃金・生活水準などの推計・分析をおこなっています。最終的には,歴史的国民計算(Historical National Accounts),すなわち超長期にわたる国内総生産(Gross Domestic Product: GDP)を計測することで,日本がどのような経済成長を経験したのかを連続した歴史的現象としてとらえることを目的としています。分析のための方法は,経済諸量データを歴史資料から抽出してデータベースをつくり,それを経済学的・統計学的手法によって実証分析をおこなう計量的アプローチとなりますが,それと同じように,漢文・古文書の読解や史料の検証・批判という歴史学の方法を理解することも重要であると考えています。

学位 【 表示 / 非表示

  • 学位名:博士(経済学)
    分野名:人文・社会 / 経済史
    授与機関名:一橋大学
    取得方法:課程
    取得年月:2016年10月

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 所属学協会名:日本経済学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:社会経済史学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:生活経済学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:日本経済思想史学会
    学会所在国:日本国

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 研究分野:人文・社会 / 経済史

  • 研究分野:人文・社会 / 経済史

論文 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:日本語
    タイトル:近世初頭の建築労働者賃金
    誌名:経済史研究  27巻  0号  (頁 1 ~ 20)
    出版年月:2024年01月
    著者:高島 正憲

    DOI:10.24712/keizaishikenkyu.27.0_1

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  • 記述言語:日本語
    タイトル:都市人口の超長期変動:推計と分析
    誌名:日本人口学会報告書 歴史人口学の課題と展望  (頁 143 ~ 151)
    出版年月:2022年
    著者:高島正憲

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

  • 記述言語:日本語
    タイトル:書評 : 東大社研/玄田有史/飯田高 編『危機対応の社会科学〈下〉―未来への手応え―』,東京大学出版,2019
    誌名:社會科學研究  72巻  1号  (頁 182 ~ 206)
    出版年月:2021年03月
    著者:片桐 直人, 小粥 太郎, 高村 学人, 見平 典, 高島 正憲, 井手 英策, 武田 宏子, 橘川 武郎, 宇佐美 誠, 吉田 雄一朗, 池田 恵子, 永井 暁子, 矢守 克也

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  • タイトル:書評:第5章 中林真幸「近世国家の危機対応―適応と管理,自然と制度」(東大社研・玄田有史・飯田高編『危機対応の社会科学〈下〉未来への手応え』所収)
    誌名:社会科学研究  72(1)巻  (頁 190 ~ 191)
    出版年月:2021年
    著者:高島 正憲

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  • タイトル:書評 坂根嘉弘・森良次編著『日本の経済発展をどうとらえるか』
    誌名:歴史と経済  63(3)巻  (頁 68 ~ 70)
    出版年月:2021年
    著者:高島 正憲

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • タイトル:賃金の日本史:仕事と暮らしの一五〇〇年
    出版者・発行元:吉川弘文館
    出版年月:2023年09月

    担当区分:単著

  • タイトル:『日本人口学会報告書 歴史人口学の課題と展望』(日本人口学会研究企画委員会編),第15章を担当
    出版者・発行元:日本人口学会
    出版年月:2022年
    著者:高島 正憲

  • 記述言語:日本語
    タイトル:経済成長の日本史:古代から近世の超長期GDP推計 730-1874
    出版者・発行元:名古屋大学出版会
    出版年月:2017年10月
    著者:高島正憲

    著書種別:学術書
    担当区分:単著

  • 記述言語:英語
    タイトル:Regional Inequality and Industrial Structure in Japan: 1874-2008
    出版者・発行元:Maruzen Publishing
    出版年月:2015年
    著者:Kyoji Fukao, Jean-Pascal Bassino, Tatuji Makino, Ralph Paprzycki, Tokihiko Settsu, Masanori Takashima, and Joji Tokui

    著書種別:学術書
    担当区分:共著

  • 記述言語:日本語
    タイトル:伴林氏神社史料
    出版者・発行元:フォーラム・A
    出版年月:2002年05月
    著者:遠藤慶太・高島正憲・福島幸宏

    著書種別:学術書
    担当区分:共編者(共編著者)

MISC 【 表示 / 非表示

  • タイトル:「数字」に表れる生活,日本の賃金を歴史から見る
    誌名:週刊東洋経済  2023年12月9日号巻  (頁 78 ~ 79)
    出版年月:2023年12月
    著者:高島正憲

  • タイトル:「賃銀」から「賃金」へ
    誌名:本郷  168巻  (頁 31 ~ 33)
    出版年月:2023年11月
    著者:高島正憲

  • タイトル:流行病を計測する(連載:歴史にあらわれた数字・第4回)
    誌名:kotoba  43巻  (頁 178 ~ 181)
    出版年月:2021年03月
    著者:高島正憲

  • タイトル:「苦難のとき」を超えて
    誌名:エコノフォーラム  27巻  (頁 75 ~ )
    出版年月:2021年03月
    著者:高島正憲

受賞 【 表示 / 非表示

  • 賞名:Larry Neal prize 2019 for best article in Explorations in Economic History
    受賞年月:2019年09月
    受賞国:アメリカ合衆国
    受賞区分:国内外の国際的学術賞
    授与機関:Economic History Association
    受賞者(グループ):Jean-Pascal Bassino, Stephen Broadberry, Kyoji Fukao, Bishnupriya Gupta, Masanori Takashima

  • 賞名:第61回日経・経済図書文化賞
    受賞年月:2018年11月
    受賞国:日本国
    受賞区分:出版社・新聞社・財団等の賞
    授与機関:日本経済新聞社・日本経済研究センター
    受賞者(グループ):高島正憲

  • 賞名:地域農林経済学会 学会誌賞
    受賞年月:2017年10月
    受賞区分:学会誌・学術雑誌による顕彰
    授与機関:地域農林経済学会
    受賞者(グループ):草処基,丸健,高島正憲

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 研究種目:若手研究(B)
    研究期間:2019年04月 ~ 2023年03月
    タイトル:前近代日本の長期賃金データの数量的分析,8-19世紀(代表者)

  • 研究種目:基盤研究(A)
    研究期間:2019年04月 ~ 2022年03月
    タイトル:家計簿からみた生活水準の推移と社会経済の変容(代表者:北村行伸)

  • 研究種目:特別研究員奨励費
    研究期間:2017年04月 ~ 2019年03月
    タイトル:前近代日本の超長期GDPの推計,725-1874年(代表者)

  • 研究種目:若手研究
    研究期間:2019年04月 ~ 2023年03月
    タイトル:前近代日本の長期賃金データの数的分析,8-19世紀

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:日本語
    会議名:社会政策学会・ 労働史部会2023年度第2回研究会
    発表年月日:2023年12月09日
    タイトル:『賃金の日本史』について:前近代賃金史を考える

  • 記述言語:日本語
    会議名:科研費基盤研究(B):実証的な中世マクロ経済推計モデル構築に向けた基礎研究・第1回研究集会
    発表年月日:2023年06月04日
    タイトル:中世日本GDP推計の現在:メソッド&メソドロジー

  • 会議名:第79回 RoMacSセミナー (Rokkodai Macroeconomics Seminar)
    発表年月日:2023年05月16日
    タイトル:Paying the Price for Spiritual Enlightenment? Tax Pressure and Living Standards in Kofun and Asuka-Nara Japan (ca. 300-794)
    会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • 記述言語:日本語
    会議名:2023年度第1回備後経済研究会
    発表年月日:2023年04月25日
    タイトル:超長期GDP推計からみる日本の経済成長:古代から現代まで

  • 会議名:日本経済学会2022年度春季大会
    発表年月日:2022年05月29日
    タイトル:歴史的データを使った研究とは 実例紹介① :前近代経済史研究を志す方へ([企画] 歴史的データを使った研究とは(日本学術会議・経済学委員会 数量的経済・政策分析分科会主催チュートリアルセッション)
    会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

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担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:経済学部

    授業科目名:プレ演習

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:経済学部

    授業科目名:卒業研究演習A

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:経済学部

    授業科目名:卒業研究演習B

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:経済学部

    授業科目名:卒業論文

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:経済学部

    授業科目名:専門演習A

    授業形式:代表者

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学内活動 【 表示 / 非表示

  • 活動名称:学部長室委員
    活動期間:2021年04月 ~ 2023年03月