基本情報

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木村 健二

KIMURA KENJI

研究分野・キーワード
発生、細胞質流動、モータータンパク質
研究概要
我々ヒトを含む動物は、一つの受精卵から細胞分裂を開始し、発生を進め、成長していきます。正常に卵が成長するためには、遺伝情報を含む核やミトコンドリアといった細胞内小器官が、細胞内でタイミングよく適材適所へと運ばれなければなりません。例えば、様々な生物種の卵では、受精を合図として細胞内の活発な流れ(細胞質流動)が一時的に生じ、細胞内小器官の配置を大きく変えることが知られています。しかしながら、そのような細胞内小器官の配置を制御するしくみと意義は、まだ完全には理解されていません。このため私は、線虫C. elegansという最もシンプルな多細胞生物モデルを利用して、発生過程でみられる細胞内の動きについて研究しています。具体的には、顕微鏡観察や分子生物学・細胞生物学的な手法などを用いて、動きの原動力を生む分子群(モータータンパク質)に着目した解析を進めています。発生過程に必要な細胞内小器官の動きのしくみと役割を明らかにしていくことで、体外受精の成功に重要な正常に発生する良い卵を選別するための間便な指標の開発に役立つことができると考えています。

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 学位名:博士(薬学)
    学位の分野名:細胞生物学
    学位授与機関名:金沢大学
    取得方法:課程
    取得年月:2007年03月

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 専門分野(科研費分類):発生生物学

 

論文 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:英語
    論文題目名:Endoplasmic-reticulum-mediated microtubule alignment governs cytoplasmic streaming
    掲載誌名:Nature Cell Biology  19巻  4号  (頁 399 ~ 406)
    掲載誌 発行年月:2017年04月
    著者氏名(共著者含):Kimura K, Mamane A, Sasaki T, Sato K, Takagi J, Niwayama R, Hufnagel L, Shimamoto Y, Joanny JF, Uchida S, Kimura A

    DOI:10.1038/ncb3490
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)
    共著区分:共著

  • 記述言語:その他外国語
    論文題目名:Rab6 is required for the exocytosis of cortical granules and the recruitment of separase to the granules during the oocyte-to-embryo transition in Caenorhabditis elegans.
    掲載誌名:Journal of Cell Science  125巻  23号  (頁 5897 ~ 5905)
    掲載誌 発行年月:2012年12月
    著者氏名(共著者含):Kimura K, Kimura A

    DOI:10.1242/jcs.116400
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)
    共著区分:共著

  • 記述言語:その他外国語
    論文題目名:Localized accumulation of tubulin during semi-open mitosis in the Caenorhabditis elegans embryo.
    掲載誌名:Molecular Biology of the Cell  23巻  9号  (頁 1688 ~ 1699)
    掲載誌 発行年月:2012年05月
    著者氏名(共著者含):Hayashi H, Kimura K, Kimura A

    DOI:10.1091/mbc.E11-09-0815
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)
    共著区分:共著

  • 記述言語:その他外国語
    論文題目名:A novel mechanism of microtubule length-dependent force to pull centrosomes toward the cell center.
    掲載誌名:Bioarchitecture  1巻  2号  (頁 74 ~ 79)
    掲載誌 発行年月:2011年03月
    著者氏名(共著者含):Kimura K, Kimura A

    DOI:10.4161/bioa.1.2.15549
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)
    共著区分:共著

  • 記述言語:その他外国語
    論文題目名:Intracellular organelles mediate cytoplasmic pulling force for centrosome centration in the Caenorhabditis elegans early embryo.
    掲載誌名:Proc Natl Acad Sci U S A.  108巻  29号  (頁 137 ~ 142)
    掲載誌 発行年月:2011年01月
    著者氏名(共著者含):Kimura K, Kimura A

    DOI:10.1073/pnas.1013275108
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)
    共著区分:共著

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総説・解説記事・調査報告 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:日本語
    題目:細胞質流動が自発的に流れの方向をそろえるしくみ、逆転させるしくみ
    掲載誌名:実験医学  35巻  13号  (頁 2250 ~ 2253)
    掲載誌 発行年月:2017年08月
    著者氏名(共著者含):木村健二、高木潤、庭山律哉、島本勇太、内田誠一、木村暁

    掲載種別:総説・解説(商業誌)
    共著区分:単著

  • 記述言語:日本語
    題目:細胞質流動の発生および逆転は小胞体のネットワークにより支配される
    掲載誌名:ライフサイエンス新着論文レビュー
    掲載誌 発行年月:2017年04月
    著者氏名(共著者含):木村 健二

    掲載種別:総説・解説(商業誌)
    共著区分:単著

  • 記述言語:日本語
    題目:細胞表層の流動によるアクチン線維の整列と細胞質分裂
    掲載誌名:実験医学  35巻  8号  (頁 1323 ~ 4)
    掲載誌 発行年月:2017年
    著者氏名(共著者含):木村 暁、木村 健二

    掲載種別:書評,文献紹介等
    共著区分:単著

  • 記述言語:日本語
    題目:核はどのようにして細胞の中心を見つけるのか?
    掲載誌名:生物物理  56巻  327号  (頁 271 ~ 274)
    掲載誌 発行年月:2016年
    著者氏名(共著者含):谷本博一、木村健二、木村暁

    DOI:10.2142/biophys.56.271
    掲載種別:総説・解説(学術雑誌)
    共著区分:単著

  • 記述言語:日本語
    題目:アクチンの細胞内流動が細胞の移動速度と直進性の共役関係をもたらす
    掲載誌名:細胞工学(別冊バイオ論文解説)  (頁 54 ~ )
    掲載誌 発行年月:2015年
    著者氏名(共著者含):木村 健二

    掲載種別:書評,文献紹介等
    共著区分:単著

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 研究種目:基盤研究(C)
    研究期間:2019年04月 ~ 2022年03月
    研究題目:細胞質流動が胚発生中のオルガネラ配置変化に及ぼす影響の解明

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 履修年度:2020年度(西暦)

    提供部署名:理工学部

    授業科目名:サブゼミ

    授業形式:代表者