基本情報

写真b

青野 裕一

AONO YUICHI

所属
生命環境学部 助教
研究分野・キーワード
ケミカルバイオロジー, 分子細胞生物学
教育研究内容
私たちは身近に存在する天然物質を利用することで様々な恩恵を受けています。例えば、漢方薬は膨大な経験知によって選び抜かれた「疾患に対して効果を示す天然物質」の利用したものであり、その他の治療薬も天然物質をヒントに創製されたものが約半数を占めています。これらの物質は、私たちの体を形作る細胞内外の分子ネットワークに作用することで薬効・副作用をもたらします。ゆえに、その作用機序を理解することは生命現象の理解にも繋がります。我々は薬効・副作用を持つ天然化合物から皮膚・軟骨形成に関連する疾患を中心に、その発症メカニズムの究明および治療薬創製のヒントとなり得る標的分子の発見を目指し研究を行っていきます。

出身大学 【 表示 / 非表示

  • 学校名:関西学院大学
    学部(学系)名:理工学部
    学科・専攻等名:生命科学科

    学校の種類:大学
    卒業年月:2010年03月
    卒業区分:卒業
    国名:日本国

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 学校名:関西学院大学
    学部等名:理工学研究科
    学科等名:生命科学専攻

    修了課程:修士課程
    修了年月:2012年03月
    修了区分:修了
    国名:日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 学位名:博士(医学)
    分野名:ライフサイエンス / 医療管理学、医療系社会学
    授与機関名:京都府立医科大学
    取得方法:課程
    取得年月:2019年01月

  • 学位名:修士(理学)
    分野名:ライフサイエンス / 発生生物学
    授与機関名:関西学院大学
    取得方法:課程
    取得年月:2012年03月

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 所属学協会名:日本衛生学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:日本がん分子標的治療学会
    学会所在国:日本国

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 研究分野:ライフサイエンス / 医化学

論文 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:英語
    タイトル:Sulindac sulfone inhibits the mTORC1 pathway in colon cancer cells by directly targeting voltage-dependent anion channel 1 and 2.
    誌名:Biochemical and Biophysical Research Communications  505巻  4号  (頁 1203 ~ 1210)
    出版年月:2019年01月
    著者:Aono Y, Horinaka M, Iizumi Y, Watanabe M, Taniguchi T, Yasuda S, Sakai T

    DOI:10.1016/j.bbrc.2018.10.050
    掲載種別:学位論文(博士)
    共著区分:共著

      外部サイトへのリンクを表示

  • タイトル:The decline in cellular iron is crucial for differentiation in keratinocytes
    誌名:METALLOMICS  16巻  4号
    出版年月:2024年04月
    著者:Abe Junya, Aono Yuichi, Hirai Yohei

    DOI:10.1093/mtomcs/mfae014

      外部サイトへのリンクを表示

  • タイトル:Salicylic acid directly binds to ribosomal protein S3 and suppresses CDK4 expression in colorectal cancer cells
    誌名:BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS  628巻  (頁 110 ~ 115)
    出版年月:2022年11月
    著者:Imai Ayaka, Horinaka Mano, Aono Yuichi, Iizumi Yosuke, Takakura Hideki, Ono Hisako, Yasuda Shusuke, Taniguchi Keiko, Nishimoto Emi, Ishikawa Hideki, Mutoh Michihiro, Sakai Toshiyuki

    DOI:10.1016/j.bbrc.2022.08.082

      外部サイトへのリンクを表示

  • タイトル:Stabilization of CDK6 by ribosomal protein uS7, a target protein of the natural product fucoxanthinol
    誌名:COMMUNICATIONS BIOLOGY  5巻  1号
    出版年月:2022年06月
    著者:Iizumi Yosuke, Sowa Yoshihiro, Goi Wakana, Aono Yuichi, Watanabe Motoki, Kurumida Yoichi, Kameda Tomoshi, Akaji Kenichi, Kitagawa Masatoshi, Sakai Toshiyuki

    DOI:10.1038/s42003-022-03522-6

      外部サイトへのリンクを表示

  • 記述言語:英語
    タイトル:Sodium salicylate and 5-aminosalicylic acid synergistically inhibit the growth of human colon cancer cells and mouse intestinal polyp-derived cells
    誌名:Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition  70巻  2号  (頁 93 ~ 102)
    出版年月:2022年
    著者:Takakura Hideki, Horinaka Mano, Imai Ayaka, Aono Yuichi, Nakao Toshimasa, Miyamoto Shingo, Iizumi Yosuke, Watanabe Motoki, Narita Takumi, Ishikawa Hideki, Mutoh Michihiro, Sakai Toshiyuki

    DOI:10.3164/jcbn.21-74

      外部サイトへのリンクを表示

全件表示 >>

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 研究種目:若手研究
    研究期間:2023年04月 ~ 2025年03月
    タイトル:疾病予防を目的としたヒノキチオールが示す抗酸化効果の作用機序の解明

  • 研究種目:若手研究
    研究期間:2020年04月 ~ 2023年03月
    タイトル:皮膚がん予防への応用に向けたヒノキチオールの新規標的分子の発見と作用機序の解明

  • 研究種目:特別研究員奨励費
    研究期間:2015年04月 ~ 2017年03月
    タイトル:がん予防におけるアスピリンの新規標的タンパク質の探索と作用機序の解析

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:日本語
    会議名:第89回日本衛生学会学術総会
    国際・国内会議:国内会議
    開催年月:2019年02月
    開催地:名古屋大学 東山キャンパス 豊田講堂
    タイトル:スリンダク代謝体の大腸腺腫形成抑制作用における新規標的分子の探索と作用機序の解析
    会議種別:口頭発表(一般)

  • 記述言語:日本語
    会議名:第18回分子予防環境医学研究会大会
    国際・国内会議:国内会議
    開催年月:2019年01月
    開催地:名古屋大学医学部 鶴舞キャンパス 鶴友会館
    タイトル:新規スリンダクスルホン結合タンパク質VDACによる細胞周期制御のメカニズムの解析
    会議種別:口頭発表(一般)

  • 記述言語:英語
    会議名:第63回日本細胞生物学会大会
    国際・国内会議:国内会議
    開催年月:2011年06月
    開催地:北海道大学
    タイトル:哺乳類の脊椎軟骨形成が追跡可能な新規培養系の構築
    会議種別:ポスター発表