宮原 一成
MIYAHARA Kazunari
研究においては、書き手なり登場人物なりの頭や心の中で刻一刻と起こっていることを文章はどう表現しているのか、それをしっかり愚直に見届ける読み方をするというアプローチを大切にしています。そうした読み方への興味が理論的な方向へ広がっていった結果として、物語論にも関心を抱くようになりました。目下の課題は、書き手がテクストを読み手に「渡す」行為を、文化人類学で言う贈与論の観点から考えること、および作家が語りを現在時制で行う動機について考察することです。
もうひとつの関心事は、英語文学作品を効果的に教材化することです。単に語学教材にとどまらず、例えば教員養成課程における教材などに活用する方法論を模索しています。
出身大学 【 表示 / 非表示 】
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学校名:九州大学
学部(学系)名:文学部
学科・専攻等名:文学科英語学英文学講座
学校の種類:大学
卒業年月:1984年03月
卒業区分:卒業
国名:日本国
出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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学校名:九州大学
学部等名:比較社会文化研究科
学科等名:国際比較社会文化専攻
修了課程:修士課程
修了年月:1997年03月
修了区分:修了
国名:日本国
学位 【 表示 / 非表示 】
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学位名:博士(文学)
分野名:人文・社会 / 英文学、英語圏文学
授与機関名:九州大学
取得方法:論文
取得年月:2014年12月 -
学位名:修士(比較社会文化)
分野名:人文・社会 / 英文学、英語圏文学
授与機関名:九州大学
取得方法:課程
取得年月:1997年03月 -
学位名:文学士
分野名:人文・社会 / 英文学、英語圏文学
授与機関名:九州大学
取得方法:課程
取得年月:1984年03月
経歴 【 表示 / 非表示 】
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所属:関西学院大学
部署名:言語コミュニケーション文化研究科
職名:教授
年月:2020年04月 ~ 継続中 -
所属:関西学院大学
部署名:教育学部
職名:教授
年月:2019年04月 ~ 継続中 -
所属:関西学院大学 教育学部
職名:教授
年月:2019年04月 ~ 継続中 -
所属:山口大学
部署名:人文学部
職名:教授
年月:2006年04月 ~ 2019年03月 -
所属:山口大学
部署名:人文学部
職名:助教授
年月:1999年04月 ~ 2006年03月
所属学協会 【 表示 / 非表示 】
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所属学協会名:PALA (国際文体論学会)
学会所在国:グレートブリテン・北アイルランド連合王国(英国) -
所属学協会名:日本英文学会関西支部
学会所在国:日本国 -
所属学協会名:日本ヴィクトリア朝文化研究学会
学会所在国:日本国 -
所属学協会名:テクスト研究学会
学会所在国:日本国 -
所属学協会名:英語史研究会
学会所在国:日本国
研修受講歴 【 表示 / 非表示 】
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研修名:Professional Development for Yamaguchi Professors
受講期間:2006年03月 -
研修名:Teacher Development and Faculty Research Course
受講期間:2007年08月 ~ 2007年09月 -
研修名:English Medium Instruction: An Introduction to Aspects of Language and Methodology for University Lecturers
受講期間:2017年09月
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
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研究課題名:読み行為と贈与論を関連させて解釈する基礎研究
研究期間:2016年04月 ~ 継続中
専門分野:人文・社会 / 英文学、英語圏文学
研究態様(個人・共同別)区分:個人研究
研究制度:科学研究費補助金
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研究課題名:語りの時制論
研究期間:2005年04月 ~ 継続中
専門分野:人文・社会 / 英文学、英語圏文学
研究態様(個人・共同別)区分:個人研究
研究制度:経常研究
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研究課題名:英国人作家ウィリアム・ゴールディングの作品研究
研究期間:1994年04月 ~ 継続中
専門分野:人文・社会 / 英文学、英語圏文学
研究態様(個人・共同別)区分:個人研究
研究制度:経常研究
論文 【 表示 / 非表示 】
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記述言語:英語
タイトル:Fiction of Reprocity:Jim Crace's Harvest and a New Perspective for Econarratology
誌名:英文学研究英文号64 (2023) 64号 (頁 71 ~ 88)
出版年月:2023年03月
著者:MIYAHARA Kazunari掲載種別:研究論文(学術雑誌)
専門分野:人文・社会 / 英文学、英語圏文学 -
記述言語:英語
タイトル:Stories and Emails and Response-Times: Poetics of Textual Gift-Exchange in Sally Rooney's Normal People
誌名:Style 55巻 2号 (頁 172 ~ 189)
出版年月:2021年
著者:Kazunari MiyaharaDOI:10.5325/style.55.2.0172
掲載種別:研究論文(学術雑誌)
共著区分:単著
専門分野:人文・社会 / 英文学、英語圏文学 -
記述言語:英語
タイトル:A Case of/for "Sad Black Names and Dates": Sebastian Barry's The Secret Scripture as a (Post-) Postmodernist Detective Novel
誌名:『英文学研究 英文号58』 58巻 (頁 1 ~ 20)
出版年月:2017年03月
著者:Kazunari Miyahara掲載種別:研究論文(学術雑誌)
共著区分:単著
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記述言語:日本語
タイトル:英語文学を教育者教育的に読む―事例提案③:Cat's Eyeを用いて
誌名:『教育学論究』 15号 (頁 13 ~ 23)
出版年月:2024年03月
著者:宮原 一成掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
専門分野:人文・社会 / 英文学、英語圏文学,人文・社会 / 教育学 -
記述言語:日本語
タイトル:英語文学を教育者教育的に読む―事例提案①:The Curious Incident of the Dog in the Night-timeを用いて
誌名:教育学論究 14号 (頁 45 ~ 54)
出版年月:2023年03月
著者:宮原一成掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
専門分野:人文・社会 / 英文学、英語圏文学,人文・社会 / 教育学
書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
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記述言語:日本語
タイトル:『ウィリアム・ゴールディングの読者』
出版者・発行元:開文社出版
出版年月:2017年10月
著者:宮原 一成
著書種別:学術書
担当区分:単著
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記述言語:日本語
タイトル:VOA Special Englishで学ぶ大学英語入門
出版者・発行元:開文社出版
出版年月:2011年02月
著者:宮原 一成
著書種別:教科書・概説・概論
担当区分:編集
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記述言語:英語
タイトル:ワールドブレイン-H.G.ウェルズの「世界頭脳」
出版者・発行元:開文社出版
出版年月:2009年02月
著者:H.G. ウェルズ著; 宮原 一成編注
著書種別:教科書・概説・概論
担当区分:編集
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記述言語:日本語
タイトル:ウィリアム・ゴールディング著『尖塔―ザ・スパイア』
出版者・発行元:開文社出版
出版年月:2006年05月
著者:ウィリアム・ゴールディング著、宮原一成・吉田徹夫訳
著書種別:一般書
担当範囲:8つの章粗訳、共同で校正、全訳注の作成
担当区分:共訳
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記述言語:日本語
タイトル:ブッカー・リーダー-現代英国・英連邦小説を読む-(共編著)
出版者・発行元:開文社出版
出版年月:2005年05月
著者:吉田徹夫監修・福岡現代英国小説談話会編
著書種別:学術書
担当範囲:論文4本とまえがき、作品あらすじ18本執筆、全体の編集、組み版
担当区分:共編者(共編著者)
MISC 【 表示 / 非表示 】
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記述言語:日本語
タイトル:テクストを読む行為を贈与論で捉えるアプローチの可能性―それぞれの論争に共通するもの
出版者・発行元:日本英文学会
誌名:『日本英文学会2017年度支部大会Proceedings』 (頁 297 ~ 298)
出版年月:2018年09月
著者:宮原 一成
掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
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記述言語:日本語
タイトル:(書評)阿部公彦著『善意と悪意の英文学史―語り手は読者をどのように愛してきたか』
誌名:図書新聞 3234号 (頁 4)
出版年月:2015年12月
著者:宮原 一成
掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等
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記述言語:日本語
タイトル:(解説)「コルム・トビーン」
出版者・発行元:青月社
誌名:『ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち』 (頁 186 ~ 193)
出版年月:2014年09月
著者:宮原 一成
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
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記述言語:日本語
タイトル:(解説)「ウィリアム・トレヴァー」
出版者・発行元:青月社
誌名:『ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち』 (頁 132 ~ 139)
出版年月:2014年09月
著者:宮原 一成
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
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記述言語:日本語
タイトル:(研究ノート)スピヴァクは読まれることができていたのか―特に日本において
出版者・発行元:山口大学
誌名:『英語と英米文学』 45号 (頁 103 ~ 127)
出版年月:2010年12月
著者:宮原 一成
掲載種別:速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示 】
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研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2020年04月 ~ 2023年03月
タイトル:英語文学作品を教員養成課程用大学教材とするための基礎研究
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研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2020年04月 ~ 2023年03月
タイトル:英語文学作品を教員養成課程用大学教材とするための基礎研究
提供機関:日本学術振興会
制度名:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
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研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2016年04月 ~ 2020年03月
タイトル:読む行為を贈与として捉える可能性と意義についての基礎的事例研究
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研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2006年04月 ~ 2008年03月
タイトル:現代英国系小説における現在時制語りの研究
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研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2001年04月 ~ 2004年03月
タイトル:ウィリアム・ゴールディングの思想背景研究
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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記述言語:英語
会議名:国際文体論学会(PALA) 2023年年次大会
国際・国内会議:国際会議
開催年月:2023年07月
発表年月日:2023年07月14日
開催地:ボローニャ大学ベルティノーロ校
タイトル:Present-tense Narration and the Buberian Idea of “I‒Thou” Dialogue
会議種別:口頭発表(一般)
専門分野:人文・社会 / 英文学、英語圏文学,人文・社会 / 言語学 -
記述言語:日本語
会議名:ディケンズ・フェロウシップ日本支部
国際・国内会議:国内会議
開催年月:2024年06月
発表年月日:2024年06月08日
開催地:福岡大学
タイトル:ゴールディングにとってのディケンズ―障壁転じて救いとなす―
会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
専門分野:人文・社会 / 英文学、英語圏文学 -
記述言語:日本語
会議名:日本英文学会関西支部第15回大会
国際・国内会議:国内会議
開催年月:2020年12月
開催地:近畿大学(本部、大会はウェブカンファレンス方式で実施)
タイトル:Jim Crace作Harvestが示す人間と自然の互酬関係の虚像性
会議種別:口頭発表(招待・特別)
専門分野:人文・社会 / 英文学、英語圏文学 -
記述言語:英語
会議名:PALA (Poetics and Linguistics Association) 第39回年次大会
国際・国内会議:国際会議
開催年月:2019年07月
開催地:The University of Liverpool
タイトル:Stories and Emails and Time Taken to Respond: Poetics of Textual Gift-Exchange in Sally Rooney's Normal People
会議種別:口頭発表(一般)
専門分野:人文・社会 / 英語学,人文・社会 / 英文学、英語圏文学 -
記述言語:日本語
会議名:日本英文学会中国四国支部第71回大会
国際・国内会議:国内会議
開催年月:2018年10月
開催地:鳥取大学
タイトル:赦されるのは時間の問題―Ian McEwanのAtonementにおける時系列操作
会議種別:口頭発表(一般)
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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履修年度:2024年度(西暦)
提供部署名:教育学部
授業科目名:Advanced English I
授業形式:代表者
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履修年度:2024年度(西暦)
提供部署名:教育学部
授業科目名:Advanced English II
授業形式:代表者
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履修年度:2024年度(西暦)
提供部署名:言語コミュニケーション後期
授業科目名:リサーチセミナー
授業形式:代表者
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履修年度:2024年度(西暦)
提供部署名:言語コミュニケーション後期
授業科目名:リサーチセミナー
授業形式:代表者
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履修年度:2024年度(西暦)
提供部署名:言語コミュニケーション後期
授業科目名:個別研究指導
授業形式:代表者
作成した教科書、教材、参考書 【 表示 / 非表示 】
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タイトル:教科書:VOA Special Englishで学ぶ大学英語入門
活動期間:2011年02月 -
タイトル:ワールドブレイン H.G.ウェルズの「世界頭脳」
活動期間:2009年02月
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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団体名:テクスト研究学会
委員名:学会紀要編集委員
年月:2019年10月 ~ 2022年03月 -
団体名:日本英文学会
委員名:大会準備委員
年月:2018年07月 ~ 2021年05月 -
団体名:日本英文学会九州支部
委員名:編集委員
年月:2009年10月 ~ 2019年03月