花木 宏直
HANAKI HIRONAO
所属
文学部 准教授
研究分野・キーワード
グローバリゼーション, 村落地理学, 近代, グローバリゼーション, 村落地理学, 近代
教育研究内容
日本の農林水産業や農山漁村は、古来より不変な様式を維持しているとはいえない。近代における、海外を含む人口移動や商品流通の活発化に伴い、大きな変化がみられた。たとえば、茶や柑橘などの産物を海外へ輸出し、需要が少なく失敗するも、海外より新たな品種や技術を導入することで、産地形成を図る事例が各地でみいだせた。また、住民も村落にとどまらず、海外を含む各地へ移住し、起業して事業を拡大するとともに、品種や技術の導入の仲介や、出身地へ送金し生計維持に寄与する様子がみとめられた。一方、現代日本の主要な野菜・果実の多くは近代に導入された外来種であることや、近代より海外産の米や豆類などが庶民の日常食として多分に提供されていた点も注目される。つまり、日本の農林水産業や農山漁村の特性を、閉鎖的空間での内発的発展ではなく、近代のグローバリゼーションの文脈に位置づけ捉えていく必要がある。私は、このような視角から、近代日本の農林水産業や農山漁村の特性および変容過程について実証的研究を進めている。教育においても、上記の点を踏まえ、近代日本の地域形成とグローバリゼーションの影響について、多面的に理解することを意識している。
経歴 【 表示 ／ 非表示 】
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所属：関西学院大学
部署名：文学部
職名：准教授
年月：2022年04月 ～ 継続中 -
所属：琉球大学
部署名：教育学部 学校教育教員養成課程 社会科教育専修講座
職名：准教授
年月：2018年04月 ～ 2022年03月 -
所属：琉球大学
部署名：教育学部 学校教育教員養成課程 社会科教育専修講座
職名：講師
年月：2013年04月 ～ 2018年03月
研究経歴 【 表示 ／ 非表示 】
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研究課題名：近代日本の「野菜」「果物」認識―北東北地方を中心として―
研究期間：2022年04月 ～ 2027年03月
研究態様（個人・共同別）区分：個人研究
研究制度：科学研究費補助金
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研究課題名：家族・親族関係からみた沖縄系移民の成立に関する歴史地理学研究
研究期間：2017年04月 ～ 2022年03月
研究態様（個人・共同別）区分：個人研究
研究制度：科学研究費補助金
論文 【 表示 ／ 非表示 】
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記述言語：日本語
タイトル：近代日本マルメロ栽培概史
誌名：人文論究 73巻 3/4号 （頁 57 ～ 78）
出版年月：2024年02月
著者：花木宏直掲載種別：研究論文（大学，研究機関等紀要）
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記述言語：日本語
タイトル：溝口常俊編著『名古屋発日帰りさんぽ』
誌名：歴史地理学 65巻 2号 （頁 25 ～ 28）
出版年月：2023年03月
著者：花木宏直 -
タイトル：寺社参詣に伴う農作物の導入に関する一考察
誌名：関西学院史学 50号 （頁 31 ～ 55）
出版年月：2023年03月
著者：花木宏直 -
記述言語：日本語
タイトル：近代移行期における「温州蜜柑=不吉」認識の形成―紀北・泉州地方を中心に―
誌名：歴史地理学 65巻 1号 （頁 15 ～ 27）
出版年月：2023年01月
著者：花木宏直 -
記述言語：日本語
タイトル：近代沖縄における海外移民送出の実態に関する再検討―羽地村仲尾次地区を事例に―
誌名：人文地理 74巻 2号 （頁 133 ～ 154）
出版年月：2022年07月
著者：花木 宏直DOI：10.4200/jjhg.74.02_133
書籍等出版物 【 表示 ／ 非表示 】
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記述言語：英語
タイトル：Insularity and Geographic Diversity of the Peripheral japanese Islands
出版者・発行元：Springer
出版年月：2022年
著者：Regional Background of Emigrants from Omishima to Manila in the Nineteenth and the Early Twentieth Century
著書種別：学術書
担当区分：分担執筆
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記述言語：日本語
タイトル：日本の建築文化事典
出版者・発行元：丸善出版
出版年月：2020年01月
著者：平井聖, 後藤治
著書種別：事典・辞書
担当範囲：ストーブ、暖炉
担当区分：編集
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記述言語：日本語
タイトル：生活文化の地理学
出版者・発行元：古今書院
出版年月：2019年03月
著者：花木宏直
著書種別：学術書
担当範囲：海域利用の垂直的拡大と地域変化ー東京湾・富津における器械潜水の導入に着目して―
担当区分：分担執筆
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記述言語：日本語
タイトル：生活文化の地理学
出版者・発行元：古今書院
出版年月：2019年03月
著者：花木宏直
著書種別：学術書
担当範囲：漁場としてみた沖縄沿岸の自然環境
担当区分：分担執筆
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記述言語：日本語
タイトル：図説・日本の島―76の魅力ある島々の営み―
出版者・発行元：朝倉書店
出版年月：2018年10月
著者：花木宏直
著書種別：事典・辞書
担当範囲：大三島―出稼ぎと独自の信仰文化をもつ島
担当区分：分担執筆
共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 ／ 非表示 】
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研究種目：若手研究
研究期間：2022年04月 ～ 2027年03月
タイトル： 近代日本の「野菜」「果物」認識―北東北地方を中心として―
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研究種目：若手研究(B)
研究期間：2017年04月 ～ 2023年03月
タイトル：家族・親族関係からみた沖縄系移民の成立に関する歴史地理学研究
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研究種目：若手研究(B)
研究期間：2017年04月 ～ 2021年03月
タイトル：家族・親族関係からみた沖縄系移民の成立に関する歴史地理学研究
提供機関：日本学術振興会
制度名：科学研究費助成事業
講演・口頭発表等 【 表示 ／ 非表示 】
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記述言語：日本語
会議名：2024年度歴史地理学会第67回大会
開催年月：2024年05月
発表年月日：2024年05月26日
開催地：立命館大学
タイトル：伊豆大島におけるラクダの導入とその後の展開
会議種別：口頭発表（一般）
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会議名：国際シンポジウム・海域アジア・オセアニア研究国際シンポジウム・全体会議 2023年度海域アジア・オセアニア研究：移住とアイデンティティ
国際・国内会議：国際会議
開催年月：2024年01月
発表年月日：2024年01月28日
タイトル：ブラジル移民青年隊について：沖縄出身者の南洋群島引揚と戦後移民の諸相
会議種別：シンポジウム・ワークショップ パネル（指名）
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記述言語：日本語
会議名：海域アジア・オセアニア研究プロジェクト東京都立大学拠点講演会
開催年月：2023年06月
発表年月日：2023年06月30日
開催地：東京都立大学
タイトル：ブラジル移民青年隊にみる沖縄出身戦後移民の特性―南洋群島引揚者との関わりを意識して―
会議種別：口頭発表（招待・特別）
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記述言語：日本語
会議名：2022年度歴史地理学会第65回大会
国際・国内会議：国内会議
開催年月：2022年05月
発表年月日：2022年05月22日
開催地：滋賀大学
タイトル：近代移行期における温州蜜柑の需要
会議種別：口頭発表（招待・特別）
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記述言語：日本語
会議名：2021年度歴史地理学会第64回大会
国際・国内会議：国内会議
開催年月：2021年08月
発表年月日：2021年08月
開催地：
タイトル：近世前期日本における柑橘利用の一考察―薩摩藩「御献立留」の分析を中心として―
会議種別：口頭発表（一般）
担当授業科目（学内） 【 表示 ／ 非表示 】
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履修年度：2024年度（西暦）
提供部署名：文学部
授業科目名：地域と文化（人文地理学）
授業形式：代表者
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履修年度：2024年度（西暦）
提供部署名：商学部
授業科目名：地域と文化（人文地理学）
授業形式：代表者
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履修年度：2024年度（西暦）
提供部署名：経済学部
授業科目名：地域と文化（人文地理学）
授業形式：代表者
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履修年度：2024年度（西暦）
提供部署名：法学部
授業科目名：地域と文化（人文地理学）
授業形式：代表者
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履修年度：2024年度（西暦）
提供部署名：社会学部
授業科目名：地域と文化（人文地理学）
授業形式：代表者