基本情報

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橋本 周子

HASHIMOTO CHIKAKO

所属
国際学部 准教授
研究分野・キーワード
フランス革命, 社交, 美食, フランスの食, 社交, 美食, 食の制度化, 食卓の思想, 食文化
教育研究内容
人間にとって「食べる」という行為が、単なる栄養摂取を超えた意味を持っていることは明らかです。ではその「意味」とはどのようなものなのか?これを、特に近代フランスを事例として探求することが、私の研究テーマです。具体的には、今につながるようなフランスの「美食」がいかに成立してきたかを、歴史的・思想的文脈に照らして考察したり、またそのようにして進行するいわば「食の制度化」の傍に取り残されてきたものは何かを考えます。研究の主題が「食」という、誰にとっても身近な事柄であるため、ただ文献に向き合うのみならず、自らの実生活のなかにあるごく「当たり前」の食行為のひとつひとつを見つめていく姿勢を大事にしています。

出身大学 【 表示 / 非表示

  • 学校名:京都大学
    学部(学系)名:文学部

    学校の種類:大学
    卒業年月:2005年03月
    卒業区分:卒業

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 学校名:京都大学大学院
    学部等名:人間・環境学研究科

    修了課程:博士課程
    修了年月:2012年09月
    修了区分:修了

  • 学校名:京都大学大学院
    学部等名:人間・環境学研究科

    修了課程:博士課程
    修了年月:2008年03月
    修了区分:修了

学位 【 表示 / 非表示

  • 学位名:博士(人間・環境学)
    分野名:人文・社会 / 思想史
    授与機関名:京都大学
    取得方法:課程
    取得年月:2012年09月

経歴 【 表示 / 非表示

  • 所属:関西学院大学
    部署名:国際学部
    職名:准教授
    年月:2022年04月 ~ 継続中

  • 所属:関西学院大学
    部署名:国際学部
    職名:准教授
    年月:2022年04月 ~ 継続中

  • 所属:滋賀県立大学
    部署名:人間文化学部 国際コミュニケーション学科
    職名:准教授
    年月:2020年04月 ~ 2022年03月

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 所属学協会名:社会思想史学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:日本18世紀学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:日本フランス語フランス文学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:日仏歴史学会
    学会所在国:日本国

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 研究分野:人文・社会 / 思想史

  • 研究分野:人文・社会 / 思想史

論文 【 表示 / 非表示

  • タイトル:「コンフィチュール/コンポートあるいは「調和世界」のパン——フーリエにおける子どもと食の問題」
    誌名:福島知巳編『フーリエの新世界』水声社  (頁 137 ~ 160)
    出版年月:2024年
    著者:橋本周子

  • タイトル:「ポトフ、あるいはじっくり煮込まれた〈国民〉の源泉」
    誌名:南直人編『食の展望ーー持続可能な食をめざして』、農文協  (頁 150 ~ 155)
    出版年月:2023年
    著者:橋本周子

  • タイトル:「饭馆的餐桌与宅第的餐桌(「レストランの食卓とアンフィトリオン邸の食卓)」
    誌名:張小鋼等主編『风尚社会与风雅:十八世纪东西方的共时性』中国社会科学出版社
    出版年月:2023年
    著者:橋本周子

  • 記述言語:日本語
    タイトル:「2度のフランス革命と〈共食〉の音ーー友愛的食事会から政治的宴会へ」
    誌名:歴史学研究  1027号  (頁 48 ~ 57)
    出版年月:2022年10月
    著者:橋本周子

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

  • タイトル:「嗜好品」研究の来歴と命運――バルザック『近代的興奮剤考』をてがかりに
    誌名:嗜好品文化研究  6巻  (頁 148 ~ 155)
    出版年月:2021年
    著者:橋本 周子

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:フランス語
    タイトル:La Naissance du gourmand. Grimod de la Reynière et la Révolution française
    出版者・発行元:Presses universitaires François-Rabelais
    出版年月:2019年
    著者:Chikako Hashimoto

    著書種別:学術書
    担当区分:単著

  • 記述言語:日本語
    タイトル:『美食家の誕生——グリモと〈食〉のフランス革命』
    出版者・発行元:名古屋大学出版会
    出版年月:2014年01月
    著者:橋本周子

    著書種別:学術書
    担当区分:単著

その他研究活動 【 表示 / 非表示

  • タイトル:「家庭料理が育てた愛国心」(日経スタディーズ連載「フランス料理の精神史」第5回目)日本経済新聞夕刊、2024年7月31日。
    実施年月:2024年07月

    研究活動区分:書評

  • タイトル:「朕は国家なり、大食は力なり」(日経スタディーズ連載「フランス料理の精神史」第3回目)日本経済新聞夕刊、2024年7月17日。
    実施年月:2024年07月

    研究活動区分:その他

  • タイトル:「外食という快楽の革命」(日経スタディーズ連載「フランス料理の精神史」第4回目)日本経済新聞夕刊、2024年7月24日。
    実施年月:2024年07月

    研究活動区分:書評

  • タイトル:「良薬は背徳的なほど甘く」(日経スタディーズ連載「フランス料理の精神史」第2回目)日本経済新聞夕刊、2024年7月10日。
    実施年月:2024年07月

    研究活動区分:書評

  • タイトル:「おいしいことは罪だった」(日経スタディーズ連載「フランス料理の精神史」第1回目)日本経済新聞夕刊、2024年7月3日。
    実施年月:2024年07月

    研究活動区分:その他

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 賞名:Prix Anthony Rowley 2019,
    受賞年月:2019年
    受賞国:フランス共和国
    受賞区分:その他
    授与機関:Les Rendez-vous de l'Histoire de Blois 2019

  • 賞名:第31回渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトン・ジャパン特別賞
    受賞年月:2014年
    受賞区分:出版社・新聞社・財団等の賞
    授与機関:日仏文化会館・毎日新聞社

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 研究種目:基盤研究(C)
    研究期間:2023年04月 ~ 2027年03月
    タイトル:自律的生の実践としての〈おやつ〉に関する思想史的研究

  • 研究種目:若手研究(B)
    研究期間:2019年02月 ~ 2022年03月
    タイトル:「食通」の比較思想史: 18・19世紀日本およびフランスにおける感性の形成
    提供機関:日本学術振興会
    制度名:科学研究費助成事業 若手研究(B)

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  • 研究種目:基盤研究(B)
    研究期間:2018年04月 ~ 2022年03月
    タイトル:18世紀世界の共時性: 風俗(マナーズ)・社中(ソサイエティ)・風雅(テイスト)
    提供機関:日本学術振興会
    制度名:科学研究費助成事業 基盤研究(B)

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  • 研究期間:2017年04月 ~ 2021年03月
    タイトル:課題名「「美食する身体」をめぐる日仏比較文化研究:食への執着と健康志向との交差」
    提供機関:公益財団法人ロッテ財団

  • 研究種目:研究成果公開促進費
    研究期間:2017年04月 ~ 2019年03月
    タイトル:La naissance du gourmand

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 会議名:食の文化シンポジウム2019年度「国民料理」の形成とその展開:フランス料理と日本料理の比較を通して」
    開催年月:2019年11月
    発表年月日:2019年11月09日
    開催地:味の素食の文化センター高輪研修所
    タイトル:「フランス料理における国民的アイデンティティーの形成過程——料理書・美食批評・歴史叙述」および高橋拓児(京都・木乃婦)・西澤治彦(武蔵大学)との鼎談
    会議種別:口頭発表(招待・特別)

  • 会議名:「ジャポニスム2018シンポジウム「フランス人がみた日本/日本人がみたフランス」」
    開催年月:2019年01月
    発表年月日:2019年01月11日
    開催地:パリ日本文化会館
    タイトル:“La simultanéité de l’épanouissement de la culture gastronomique de la France et du Japon : avant leur rencontre”
    会議種別:口頭発表(招待・特別)

  • 会議名:Colloque « Le patrimoine en bouche : nouveaux appétits, nouvelles mythologies »
    開催年月:2014年03月
    発表年月日:2014年03月14日
    開催地:Lycée des Métiers de l’Hôtellerie Guillaume Tirel ; Université de Cergy-Pontoise ; Université de Versailles St-Quentin-en-Yvelines, Paris, France
    タイトル:“De l’artisan à l’artiste : la notion de « cuisinier » au début du XIXe siècle autour d’Antonin Carême et Grimod de la Reynière”

  • 会議名:国際言語文化研究所2019年度連続講座「食と政治」(第2回「食と甘さの世界変容」)、立命館大学国際言語文化研究所
    国際・国内会議:国内会議
    開催年月:2019年10月
    開催地: 
    タイトル:「砂糖菓子の情念」
    会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)

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  • 会議名:2018年度食の文化フォーラム(第一回)「〈国民料理〉の形成をめぐって」(味の素食の文化センター主催)、味の素食の文化センター高輪研修所
    国際・国内会議:国内会議
    開催年月:2018年06月
    開催地: 
    タイトル:「フランス料理における国民的アイデンティティーの形成過程;料理書;美食批評;歴史叙述」
    会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)

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担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:国際学部

    授業科目名:卒業論文

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:国際学部

    授業科目名:国際地域理解入門B

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:国際学部

    授業科目名:国際地域理解入門B

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:国際学部

    授業科目名:基礎演習A

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:国際学部

    授業科目名:基礎演習B

    授業形式:代表者

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担当経験のある授業科目(学内・学外) 【 表示 / 非表示

  • 科目:フランス語コミュニケーション
    機関名:滋賀県立大学

  • 科目:フランス語
    機関名:滋賀県立大学

学内活動 【 表示 / 非表示

  • 活動名称:学部長室委員
    活動期間:2023年04月 ~ 2025年03月

  • 活動名称:人権教育科目・運営委員
    活動期間:2022年04月 ~ 2023年03月

 

メディア報道 【 表示 / 非表示

  • タイトル:「滋賀県立大学講師・橋本さん著書に仏食文化賞」
    年月:2019年07月

  • タイトル:「(第31回渋沢・クローデル賞受賞者紹介)「美食」通じ歴史と響き合う」
    年月:2014年08月