基本情報

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村上 佳世

MURAKAMI KAYO

所属
経済学部 准教授
研究分野・キーワード
エコラベル, エネルギー, 公共政策, 消費者行動, 環境経済学
教育研究内容
最終的に財を購入・消費する「人」「消費者」の行動やそのメカニズムに焦点をあて、社会システムや公共政策をどう設計すべきか、主に実証分析を通して研究しています。これまでに、食品表示と消費者教育、再生可能エネルギーと原子力発電に対する消費者選好、節電ナッジの効果検証、環境価値観の国際比較などのトピックで、アンケート調査やフィールド実験をしてきました。課題に特化したミクロデータを自分で作り、個人や社会の特徴と政策効果・価値観とのつながりを直接分析することで、社会問題の背景や政策課題を考察することが多いです。
特に、製品表示やナッジなどの「情報を用いた政策介入」に関心を持っており、そのような情報を公共政策の一手段としてどのように位置づけて評価し、政策選択やポリシーミックスに活用していくべきかを経済学的に考えています。

学位 【 表示 / 非表示

  • 学位名:博士(経済学)
    分野名:人文・社会 / 経済政策
    授与機関名:京都大学
    取得方法:課程

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 研究分野:人文・社会 / 経済政策

  • 研究分野:環境・農学 / 環境影響評価

論文 【 表示 / 非表示

  • タイトル:HETEROGENEOUS TREATMENT EFFECTS OF NUDGE AND REBATE: CAUSAL MACHINE LEARNING IN A FIELD EXPERIMENT ON ELECTRICITY CONSERVATION
    誌名:International Economic Review
    出版年月:2022年06月
    著者:Kayo Murakami, Hideki Shimada, Yoshiaki Ushifusa, Takanori Ida

    DOI:10.1111/iere.12589
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

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  • タイトル:Explaining the diverse values assigned to environmental benefits across countries
    誌名:Nature Sustainability  5巻  9号  (頁 753 ~ 761)
    出版年月:2022年06月
    著者:Kayo Murakami, Norihiro Itsubo, Koichi Kuriyama

    DOI:10.1038/s41893-022-00914-8
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

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  • タイトル:消費者政策と資源管理問題―海のエコラベルのコンジョイント分析―
    誌名:法と経済学研究  14巻  1号  (頁 32 ~ 49)
    出版年月:2018年08月
    著者:行本雅, 村上佳世

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  • 記述言語:英語
    タイトル:Development of weighting factors for G20 countries. Part 2: estimation of willingness to pay and annual global damage cost
    誌名:International Journal of Life Cycle Assessment  23巻  12号  (頁 1 ~ 16)
    出版年月:2017年07月
    著者:Kayo Murakami, Norihiro Itsubo, Koichi Kuriyama, Kentaro Yoshida, Koji Tokimatsu

    DOI:10.1007/s11367-017-1372-1
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

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  • 記述言語:英語
    タイトル:Electricity demand response in Japan: Experimental evidence from a residential photovoltaic power-generation system
    誌名:Economics of Energy and Environmental Policy  5巻  1号  (頁 73 ~ 88)
    出版年月:2016年
    著者:Takanori Ida, Kayo Murakami, Makoto Tanaka

    DOI:10.5547/2160-5890.5.1.itak
    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • タイトル:電力を「由来」で選ぶ
    出版者・発行元:週刊エコノミスト 学者が斬る・視点争点
    出版年月:2023年02月

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  • タイトル:情報がもたらす「期待」と「幻想」
    出版者・発行元:週刊エコノミスト 学者が斬る・視点争点
    出版年月:2023年01月

    担当区分:単著

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  • タイトル:「誰一人取り残さない」社会の経済合理性
    出版者・発行元:週刊エコノミスト 学者が斬る・視点争点
    出版年月:2022年12月

    担当区分:単著

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  • タイトル:使用電力を "人と比べる" 副作用
    出版者・発行元:週刊エコノミスト 学者が斬る・視点争点
    出版年月:2022年11月

    担当区分:単著

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  • タイトル:Economically Enabled Energy Management
    出版者・発行元:Springer
    出版年月:2020年03月
    著者:Takeshi Hatanaka, Yasuaki Wasa, Kenko Uchida, Editors

    担当範囲:Ch 6. Behavioral Study of Demand Response: Web-Based Survey, Field Experiment, and Laboratory Experiment
    担当区分:分担執筆

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MISC 【 表示 / 非表示

  • タイトル:What determines the values of environmental benefits? Evidence from a worldwide survey
    出版者・発行元:Research Square Platform LLC
    誌名: 出版年月:2021年09月
    著者:村上佳世, 伊坪徳宏, 栗山浩一

    DOI:10.21203/rs.3.rs-838391/v1

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  • タイトル:環境影響緩和に対する社会経済的評価のG20比較研究
    誌名:環境経済・政策学会2021年大会
    出版年月:2021年09月
    著者:村上佳世

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  • タイトル:ナッジとリベートの異質介入効果:因果的機械学習の節電フィールド実験への応用
    出版者・発行元:京都大学
    誌名:京都大学大学院経済学研究科 ディスカッションペーパーシリーズ  j-20-003巻
    出版年月:2020年07月
    著者:村上佳世, 嶌田栄樹, 牛房義明, 依田高典

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  • 記述言語:英語
    タイトル:Deregulation and status quo bias: Evidence from stated and revealed switching behaviors in the electricity market in Japan
    誌名:Graduate School of Economics, Kyoto University, Discussion Paper  E-19-01巻
    出版年月:2019年04月
    著者:K. Murakami, T. Ida

  • 記述言語:英語
    タイトル:Consumer behavior toward organic labels: Implications for sustainable food policy and environmental education
    誌名:RIHN/UCB International Workshop “Food, Agriculture and Human Impacts on the Environment: Japan, Asia and Beyond" in University of California, Berkeley
    出版年月:2017年11月
    著者:K. Murakami

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 賞名:会長賞
    受賞年月:2019年02月
    授与機関:LCA日本フォーラム
    受賞者(グループ):村上佳世

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 研究種目:基盤研究(C)
    研究期間:2020年04月 ~ 2025年03月
    タイトル:情報を用いた環境政策と消費者教育に関する研究
    提供機関:日本学術振興会
    制度名:科学研究費助成事業 基盤研究(C)

  • 研究種目:特別研究員奨励費
    研究期間:2018年04月 ~ 2021年03月
    タイトル:評価主体の多様性に着目した環境価値に関する国際比較
    提供機関:日本学術振興会
    制度名:科学研究費助成事業 特別研究員奨励費

担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:経済学部

    授業科目名:卒業研究演習A

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:経済学部

    授業科目名:卒業研究演習B

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:経済学部

    授業科目名:卒業論文

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:経済学部

    授業科目名:専門演習A

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:経済学部

    授業科目名:専門演習B

    授業形式:代表者

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担当経験のある授業科目(学内・学外) 【 表示 / 非表示

  • 科目:法と行動経済学
    機関名:神戸大学

  • 科目:法と経済学
    機関名:神戸大学法学部; 神戸大学大学院法学研究科; 神戸大学経済学部

  • 科目:環境経済学B
    機関名:大阪府立大学

  • 科目:環境経済Ⅰ、環境経済Ⅱ
    機関名:甲南大学

  • 科目:環境経済,環境と商品,循環型社会論
    機関名:筑紫女学園大学現代社会学部

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委員歴 【 表示 / 非表示

  • 団体名:環境省
    委員名:日本版ナッジユニット連絡会議有識者
    年月:2018年10月 ~ 継続中

社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • タイトル:[勉強会] 消費者目線で経済政策を考える
    年月:2022年12月

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  • タイトル:[国際WS] What determines the values of environmental benefits? Evidence from a worldwide survey
    年月:2021年10月

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  • タイトル:[レクチャーシリーズ] 消費者目線で経済政策を考える
    年月:2021年09月

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  • タイトル:[出前授業] 消費者の選択で世界は変わるか?―エコラベルの可能性ー(高校生向け)
    年月:2016年10月

  • タイトル:[出前授業] エコラベルって何?消費者の能動的な選択に向けて(一般向け)
    年月:2016年01月

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