立石 康介
TATEISHI Kosuke
所属
生命環境学部 助教
研究室住所
兵庫県三田市学園上ヶ原1番
研究分野・キーワード
電気生理学, 神経行動学, 昆虫, 嗅覚, フェロモン, 電気生理学, 昆虫, 嗅覚, フェロモン, 神経行動学
教育研究内容
動物は特定の外部刺激を検知し、生体内の生理状態と結びつけて行動を選択します。私は、その行動がどのような神経機構で制御されているのかに興味を持って、研究を進めています。
特に昆虫は環境情報を正確に判断できる、優れた嗅感覚受容能を備えています。中でも、フェロモンと呼ばれる情報化学物質を利用し、同種他個体とのコミュニケーションを効率化しています。原始昆虫であるゴキブリは、いくつかの種類のフェロモンを利用してコミュニケーションを行います。一方で、より進化的な真社会性昆虫であるシロアリやアリは、他種多様なフェロモンを利用して、より高度なコミュニケーションを可能にし、コロニーを形成しています。このように、真社会性昆虫が高度な社会性を獲得した背景には、フェロモンやその受容体、あるいはその神経処理機構の進化が大きく関わっているのではないかと考えています。では、原始昆虫から真社会性昆虫への進化に伴ってフェロモン受容・処理機構をどのように進化させることで高度な社会性を獲得していったのでしょうか。この問いを解決するために、私は電気生理学と分子生物学的実験アプローチによる研究を展開しています。
特に昆虫は環境情報を正確に判断できる、優れた嗅感覚受容能を備えています。中でも、フェロモンと呼ばれる情報化学物質を利用し、同種他個体とのコミュニケーションを効率化しています。原始昆虫であるゴキブリは、いくつかの種類のフェロモンを利用してコミュニケーションを行います。一方で、より進化的な真社会性昆虫であるシロアリやアリは、他種多様なフェロモンを利用して、より高度なコミュニケーションを可能にし、コロニーを形成しています。このように、真社会性昆虫が高度な社会性を獲得した背景には、フェロモンやその受容体、あるいはその神経処理機構の進化が大きく関わっているのではないかと考えています。では、原始昆虫から真社会性昆虫への進化に伴ってフェロモン受容・処理機構をどのように進化させることで高度な社会性を獲得していったのでしょうか。この問いを解決するために、私は電気生理学と分子生物学的実験アプローチによる研究を展開しています。
メールアドレス
k.tateishi@kwansei.ac.jp
SDGs 関連ゴール
外部リンク
出身大学 【 表示 ／ 非表示 】
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学校名：福岡大学
学部（学系）名：理学研究科
学科・専攻等名：地球圏科学専攻
学校の種類：大学
卒業年月：2022年03月
卒業区分：卒業
国名：日本国
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学校名：福岡大学
学部（学系）名：理学部
学科・専攻等名：化学科
学校の種類：大学
卒業年月：2016年03月
卒業区分：飛び級
国名：日本国
出身大学院 【 表示 ／ 非表示 】
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学校名：福岡大学
学部等名：理学研究科
学科等名：地球圏科学専攻
修了課程：博士課程
修了年月：2022年03月
修了区分：修了
国名：日本国 -
学校名：福岡大学
学部等名：理学研究科
学科等名：地球圏科学専攻
修了課程：修士課程
修了年月：2018年03月
修了区分：修了
国名：日本国
経歴 【 表示 ／ 非表示 】
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所属：関西学院大学
部署名：生命環境学部
職名：助教
年月：2023年04月 ～ 継続中 -
所属：関西学院大学
部署名：生命環境学部
職名：助教
年月：2023年04月 ～ 継続中
所属学協会 【 表示 ／ 非表示 】
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所属学協会名：国際神経行動学会
学会所在国：日本国
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所属学協会名：国際神経行動学会
学会所在国：アメリカ合衆国 -
所属学協会名：日本比較生理生化学会
学会所在国：日本国
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所属学協会名：公益社団法人 日本動物学会
学会所在国：日本国
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所属学協会名：日本比較生理生化学会
学会所在国：日本国
研究分野 【 表示 ／ 非表示 】
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研究分野：ライフサイエンス / 神経科学一般
キーワード：神経生物学、神経行動学、昆虫、フェロモン、嗅覚
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研究分野：ライフサイエンス / 神経科学一般
キーワード：神経生物学、神経行動学、昆虫、フェロモン、嗅覚
論文 【 表示 ／ 非表示 】
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記述言語：英語
タイトル：Silencing the odorant receptor co-receptor impairs olfactory reception in a sensillum-specific manner in the cockroach
誌名：iScience 25巻 5号 （頁 104272）
出版年月：2022年05月
著者：Kosuke Tateishi, Takayuki Watanabe, Hiroshi Nishino, Makoto Mizunami, Hidehiro WatanabeDOI：10.1016/j.isci.2022.104272
掲載種別：研究論文（学術雑誌）
専門分野：ライフサイエンス / 神経科学一般，環境・農学 / 昆虫科学，ライフサイエンス / 動物生理化学、生理学、行動学
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記述言語：英語
タイトル：Parallel olfactory processing in a hemimetabolous insect
誌名：Current Opinion in Insect Science
出版年月：2023年08月
著者：渡邉英博、立石康介DOI：10.1016/j.cois.2023.101097
掲載種別：研究論文（学術雑誌）
専門分野：ライフサイエンス / 神経科学一般，環境・農学 / 昆虫科学
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記述言語：英語
タイトル：Cuticular hydrocarbon reception by sensory neurons in basiconic sensilla of the Japanese carpenter ant
誌名：Frontiers in Cellular Neuroscience 17巻 1084803号
出版年月：2023年02月
著者：Hidehiro Watanabe, Shoji Ogata, Nonoka Noudomi, Kosuke Tateishi, Hiroshi Nishino, Matsubara Ryosuke,DOI：10.3389/fncel.2023.1084803
掲載種別：研究論文（学術雑誌）
共著区分：共著
専門分野：ライフサイエンス / 神経科学一般
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記述言語：日本語
タイトル：昆虫の嗅覚受容機構を直接探る電気生理学手法：単一感覚子記録法
誌名：比較生理生化学 39巻 3号 （頁 150 ～ 159）
出版年月：2022年12月
著者：立石康介, 渡邉英博DOI：10.3330/hikakuseiriseika.39.150
掲載種別：研究論文（学術雑誌）
専門分野：ライフサイエンス / 動物生理化学、生理学、行動学，環境・農学 / 昆虫科学，ライフサイエンス / 神経科学一般
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記述言語：英語
タイトル：Sensory neurons that respond to sex and aggregation pheromones in the nymphal cockroach
誌名：Scientific Reports 1995巻 10号 （頁 8 ～ 19）
出版年月：2020年12月
著者：Kosuke Tateishi, Yukihiro Nishimura, Masayuki Sakuma, Fumio Yokohari, Hidehiro WatanabeDOI：10.1038/s41598-020-58816-8
掲載種別：研究論文（学術雑誌）
専門分野：ライフサイエンス / 動物生理化学、生理学、行動学，環境・農学 / 昆虫科学，ライフサイエンス / 神経科学一般
担当授業科目（学内） 【 表示 ／ 非表示 】
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履修年度：2024年度（西暦）
提供部署名：理工学部
授業科目名：サブゼミ
授業形式：代表者
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履修年度：2024年度（西暦）
提供部署名：生命環境学部
授業科目名：基礎生物科学
授業形式：代表者