小林 穂波
KOBAYASHI HONAMI
所属
文学部 助教
研究分野・キーワード
探索, 注意
教育研究内容
私たちは自分の周りの世界をそのまま見ていて、まるで自分の心は世界の鏡であるかのように感じるかもしれません。しかし実際には、「見る」という行為はただ周囲の情報を受け入れてコンピュータのように処理するものではなく、環境との相互作用を通じて構成されている能動的な行動であるといえます。目の前の風景を眺めるとき、視線は固定されておらず、自分の近くに引き寄せ、また遠くになげうつことで、見ている風景を構成していきます。これは実際に見た風景と写真との違いを考えれば一目瞭然でしょう。つまり、「見る」という行為は、環境への働きかけを通じて「何を見ているのか？」を探る探索行動としてとらえることができます。この探索行動を人間をはじめとする生物の知覚の根幹ととらえて、探索行動を制御する要因を人間を対象とした行動実験を通じて明らかにすることが私の研究テーマです。
出身大学 【 表示 ／ 非表示 】
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学校名：関西学院大学
学部（学系）名：大学院文学研究科
学科・専攻等名：博士課程後期課程
学校の種類：大学
卒業年月：2024年03月
卒業区分：卒業
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学校名：関西学院大学
学部（学系）名：大学院文学研究科
学科・専攻等名：博士課程前期課程
学校の種類：大学
卒業年月：2021年03月
卒業区分：卒業
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学校名：関西学院大学
学部（学系）名：文学部
学科・専攻等名：総合心理科学科
学校の種類：大学
卒業年月：2019年03月
卒業区分：卒業
経歴 【 表示 ／ 非表示 】
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所属：関西学院大学
部署名：文学部 総合心理科学科
職名：特別任用助教
年月：2024年04月 ～ 継続中 -
所属：独立行政法人日本学術振興会
職名：特別研究員（DC1）
年月：2021年04月 ～ 2024年03月
所属学協会 【 表示 ／ 非表示 】
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所属学協会名：日本認知心理学会
学会所在国：日本国 -
所属学協会名：Vision Sciences Society
学会所在国：日本国 -
所属学協会名：日本基礎心理学会
学会所在国：日本国
論文 【 表示 ／ 非表示 】
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タイトル：Disrupting Optimal Decision Making in Visual Foraging: The Impact of Search Experience
誌名：JOURNAL OF EXPERIMENTAL PSYCHOLOGY-HUMAN PERCEPTION AND PERFORMANCE 50巻 3号 （頁 233 ～ 248）
出版年月：2024年03月
著者：Kobayashi Honami, Matsui Hiroshi, Ogawa HirokazuDOI：10.1037/xhp0001170
掲載種別：研究論文（学術雑誌）
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タイトル：The Influence of Blocking on Feature Learning and Optimal Decision in the Visual Foraging Task
誌名：JOURNAL OF EXPERIMENTAL PSYCHOLOGY-LEARNING MEMORY AND COGNITION 50巻 3号 （頁 400 ～ 417）
出版年月：2024年03月
著者：Kobayashi Honami, Matsui Hiroshi, Ogawa HirokazuDOI：10.1037/xlm0001282
掲載種別：研究論文（学術雑誌）
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記述言語：日本語
タイトル：エフォートによる損失割引効果を用いた交通場面の意思決定の検討
誌名：日本認知心理学会発表論文集 2023巻 0号 （頁 28）
出版年月：2023年
著者：小林 穂波, 紀ノ定 保礼, 伊藤 友一DOI：10.14875/cogpsy.2023.0_28
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記述言語：日本語
タイトル：視覚的採餌課題（visual foraging task）から探索のメカニズムを探る
誌名：基礎心理学研究 41巻 1号 （頁 63 ～ 68）
出版年月：2022年09月
著者：小林 穂波DOI：10.14947/psychono.41.12
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タイトル：Priming with Horizontal Reading Influences the Deployment of Visual Attention During Word Processing
誌名：Japanese Psychological Research 64巻 1号 （頁 73 ～ 81）
出版年月：2022年01月
著者：Honami Kobayashi, Hirokazu OgawaDOI：10.1111/jpr.12315
掲載種別：研究論文（学術雑誌）
MISC 【 表示 ／ 非表示 】
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記述言語：英語
タイトル：Bayesian hierarchical diffusion modeling of the inter-stimulus spacing effect in the Eriksen flanker task
誌名：PsyArXiv
出版年月：2022年02月
著者：Honami Kobayashi, Hiroyuki Muto, Hiroshi Shimizu, Hirokazu Ogawa
DOI：10.31234/osf.io/fhq9c
掲載種別：機関テクニカルレポート，技術報告書，プレプリント等
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タイトル：環境の変化と探索履歴が不確実な視覚情報の探索の最適化に及ぼす影響
誌名：Technical Report on Attention and Cognition
出版年月：2023年03月
著者：小林穂波, 松井大, 小川洋和
掲載種別：研究発表ペーパー・要旨（全国大会，その他学術会議）
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タイトル：視覚的採集課題を用いた視覚情報探索の最適化に関する検討
誌名：Technical Report on Attention and Cognition
出版年月：2022年03月
著者：小林穂波, 松井大, 小川洋和
掲載種別：研究発表ペーパー・要旨（全国大会，その他学術会議）
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タイトル：自己に関する概念の変化が視覚的注意の焦点の範囲を調節する
誌名：Technical Report on Attention and Cognition
出版年月：2019年03月
著者：小林穂波, 小川洋和
掲載種別：研究発表ペーパー・要旨（全国大会，その他学術会議）
受賞 【 表示 ／ 非表示 】
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賞名：優秀発表賞（新規性評価部門）
受賞年月：2023年11月
受賞区分：国内学会・会議・シンポジウム等の賞
授与機関：日本認知心理学会
受賞者（グループ）：小林穂波, 紀ノ定保礼, 伊藤友一
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賞名：優秀発表賞（国際性評価部門）
受賞年月：2021年06月
受賞区分：国内学会・会議・シンポジウム等の賞
授与機関：日本認知心理学会
受賞者（グループ）：小林穂波, 武藤拓之, 清水裕士, 小川洋和
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賞名：優秀発表賞
受賞年月：2020年01月
受賞区分：国内学会・会議・シンポジウム等の賞
授与機関：日本基礎心理学会
受賞者（グループ）：小林穂波, 小川洋和
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賞名：研究奨励賞
受賞年月：2019年12月
受賞区分：国内学会・会議・シンポジウム等の賞
授与機関：関西心理学会
受賞者（グループ）：小林穂波, 小川洋和
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賞名：関西学院大学同窓会賞
受賞年月：2019年03月
受賞区分：その他
授与機関：関西学院大学
受賞者（グループ）：小林穂波
講演・口頭発表等 【 表示 ／ 非表示 】
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会議名：日本基礎心理学会第42回大会 若手オーラルセッション
発表年月日：2023年12月01日
タイトル：視覚採餌における最適意思決定と探索経験の影響
会議種別：口頭発表（一般）
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会議名：日本心理学会第87回大会 公募シンポジウム「アクティブサーチ」
発表年月日：2023年09月17日
タイトル：視覚情報探索のダイナミクスを探る──視覚採餌課題からの洞察──
会議種別：シンポジウム・ワークショップ パネル（公募）
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会議名：第21回日本認知心理学会
発表年月日：2023年07月01日
タイトル：エフォートによる損失割引効果を用いた交通場面の意思決定の検討
会議種別：ポスター発表
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会議名：日本基礎心理学会第41回大会
発表年月日：2022年12月03日
タイトル：環境の変化と探索履歴が不確実な視覚情報の探索戦略の最適化を調整する
会議種別：ポスター発表
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会議名：日本心理学会第86回大会
発表年月日：2022年09月10日
タイトル：特徴学習の阻止が視覚探索の最適化を妨害する
担当授業科目（学内） 【 表示 ／ 非表示 】
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履修年度：2024年度（西暦）
提供部署名：文学部
授業科目名：心理科学実験実習I
授業形式：代表者
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履修年度：2024年度（西暦）
提供部署名：文学部
授業科目名：心理科学実験実習I
授業形式：代表者
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履修年度：2024年度（西暦）
提供部署名：文学部
授業科目名：心理科学実験実習II
授業形式：代表者
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履修年度：2024年度（西暦）
提供部署名：文学部
授業科目名：心理科学実験実習II
授業形式：代表者