林 朋広
HAYASHI TOMOHIRO
所属
文学部 契約助手
研究分野・キーワード
空間認知, 認知神経科学
教育研究内容
私たちは家から学校や職場までの道を覚え、一度道を覚えてしまえば、迷うことなく目的地に到着できます。また、今まで行ったことのない場所へ行く時も、地図を利用することで、多少迷うことはあるかもしれませんが、最終的には目的地に辿り着くことができます。実際の地図や覚えた道の記憶に従って、行きたい場所まで自身をナビゲートするには、目的地がどの方向にあるのか、自分は今どこにいるのか、どこの角を曲がらなければならないのか，その位置を示す目印は何かなど，様々な情報の処理が必要です。これらの情報は脳の中でどのように処理されているのでしょうか？これまでに、頭の向きや移動の速度など様々な空間の情報の変化に応じて活動する神経細胞が見つかっています。オキーフ等の空間内で特定の場所を訪れたときにのみ活動する場所細胞や格子細胞の発見は2014年にノーベル賞を受賞した研究の一つでもあります。私は、このような神経細胞によって空間情報がどのように処理されナビゲーションが可能となっているのかを明らかにすることを目標に研究を行っています。
出身大学 【 表示 ／ 非表示 】
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学校名：関西学院大学
学部（学系）名：文学部
学科・専攻等名：総合心理科学科
学校の種類：大学
卒業年月：2015年09月
卒業区分：卒業
国名：日本国
出身大学院 【 表示 ／ 非表示 】
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学校名：関西学院大学
学部等名：大学院文学研究科博士課程後期課程
学科等名：総合心理科学専攻
修了課程：博士課程
修了年月：2024年03月
修了区分：修了
国名：日本国 -
学校名：関西学院大学
学部等名：大学院文学研究科博士課程前期課程
学科等名：総合心理科学専攻
修了課程：修士課程
修了年月：2018年03月
修了区分：修了
国名：日本国
学位 【 表示 ／ 非表示 】
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学位名：心理学
分野名：人文・社会 / 実験心理学
授与機関名：関西学院大学
取得方法：課程
取得年月：2024年02月 -
学位名：心理科学
分野名：人文・社会 / 実験心理学
授与機関名：関西学院大学
取得方法：課程
取得年月：2017年03月
論文 【 表示 ／ 非表示 】
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記述言語：英語
タイトル：Contribution of the retrosplenial cortex to route selection in a complex maze
誌名：Neuroscience Research
出版年月：2023年12月
著者：Tomohiro Hayashi, Nobuya SatoDOI：doi.org/10.1016/j.neures.2023.11.011
掲載種別：研究論文（学術雑誌）
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タイトル：ラットの脳梁膨大後部皮質損傷が空間課題に与える影響
誌名：生理心理学と精神心理学 38巻 1号 （頁 1 ～ 14）
出版年月：2020年07月
著者：林 朋広, 佐藤 暢哉DOI：doi.org/10.5674/jjppp.2002si
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記述言語：英語
タイトル：Involvement of the retrosplenial cortex in the processing of the temporal aspect of episodic-like memory in rats
誌名：Neuroscience Research 154巻 （頁 52 ～ 55）
出版年月：2020年05月
著者：Tomohiro Hayashi, Masashi Oguro, Nobuya SatoDOI：10.1016/j.neures.2019.05.005
掲載種別：研究論文（学術雑誌）
講演・口頭発表等 【 表示 ／ 非表示 】
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会議名：第44回日本神経科学大会
開催年月：2021年07月
発表年月日：2021年07月
開催地：神戸コンベンションセンター
タイトル：複雑な迷路内でのナビゲーションにおける脳梁膨大後部皮質の機能の検討
会議種別：ポスター発表
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会議名：日本動物心理学会 第80回大会
開催年月：2020年11月
発表年月日：2020年11月
開催地：オンライン
タイトル：Examination of the spatial ability in rats using a complex maze
会議種別：ポスター発表
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会議名：日本動物心理学会 第79回大会
開催年月：2019年10月
発表年月日：2019年10月12日
開催地：専修大学 生田キャンパス
タイトル：An attempt to clarify spatial abilities of rats in a three-dimensional maze
会議種別：ポスター発表
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記述言語：英語
会議名：Society for Neuroscience Neuroscience 2018
国際・国内会議：国際会議
開催年月：2018年11月
発表年月日：2018年11月
開催地：San Diego, CA
タイトル：Effect of lesions of the retrosplenial cortex on tracing a learned route that includes a small change in spatial structure
会議種別：ポスター発表
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会議名：日本動物心理学会第163回例会 動物心理学会若手の会主催シンポジウム
開催年月：2018年05月
発表年月日：2018年05月19日
開催地：専修大学
タイトル：脳梁膨大後部皮質の損傷が経路学習に与える影響
会議種別：シンポジウム・ワークショップ パネル（公募）