基本情報

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山田 健士郎

YAMADA KENSHIRO

所属
生命環境学部 助教
研究室住所
〒669-1337 兵庫県三田市学園2丁目1番地 関西学院大学 理工学部
研究分野・キーワード
有機合成
教育研究内容
有機化学をベースとして材料科学・生命科学の発展に貢献することを目指して、有用分子の革新的な合成法の開拓と新しい機能性材料の創製を研究の柱としています。中でも、π共役系有機化合物の実用的合成法の開発に重点を置いています。π共役系有機分子は、材料科学・生命科学における重要な物質群ですが、これを構成する芳香環・複素環化合物の合成には制限があり、新しい物質を創製する機会が大きく阻まれています。これは、望みのものを望みの場所に、望みのタイミングで導入させる合成手法が欠如し、合成化学によって合成できる物質が未だに限られているからです。したがって、新しい物性や機能の宝庫であるπ共役系分子をナノ領域のレベルまで精密に合成できる新しい合成方法論の開拓が望まれています。

出身大学 【 表示 / 非表示

  • 学校名:関西学院大学
    学部(学系)名:理工学部
    学科・専攻等名:化学科

    学校の種類:大学
    卒業年月:2019年03月
    卒業区分:卒業
    国名:日本国

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 学校名:東京工業大学
    学部等名:物質理工学院
    学科等名:応用化学科応用化学専攻

    修了課程:博士課程
    修了年月:2024年03月
    修了区分:単位取得満期退学
    国名:日本国

  • 学校名:関西学院大学
    学部等名:理工学研究科
    学科等名:化学専攻

    修了課程:修士課程
    修了年月:2021年03月
    修了区分:修了
    国名:日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 学位名:修士(理学)
    分野名:ナノテク・材料 / 有機合成化学
    授与機関名:関西学院大学
    取得方法:課程
    取得年月:2021年03月

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 研究分野:ナノテク・材料 / 構造有機化学、物理有機化学

MISC 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:英語
    タイトル:Therapeutic in vivo synthetic chemistry using an artificial metalloenzyme with glycosylated human serum albumin
    誌名:Adv. Carbohydr. Chem. Biochem.  82巻  (頁 11 ~ 34)
    出版年月:2022年
    著者:K. Yamada, K. Muguruma, K. Tanaka

    DOI:doi.org/10.1016/bs.accb.2022.10.001

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  • 記述言語:英語
    タイトル:Homo- and heterogeneous glycoconjugates on the basis of N-glycans and human serum albumin: Synthesis and biological evaluatio
    誌名:Molecules  27巻  (頁 1285 ~ )
    出版年月:2022年
    著者:A. Kurbangalieva, R. Zamalieva, I. Nasibullin, K. Yamada, K. Tanaka,

    DOI:10.3390/molecules27041285

      外部サイトへのリンクを表示

  • Homo and heterogeneous glycoconjugates on the basis of N-glycans and human serum albumin: Synthesis and biological evaluation. Molecules. 27, 1285 (2022).

  • Therapeutic in vivo synthetic chemistry using artificial metalloenzyme with glycosylated human serum albumin. Advances in Carbohydrate Chemistry and Biochemistry. 82, 11-34, (2022)

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 第64回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会,2020年9月,(誌上開催),「Manginoidメロテルペンの合成研究」

  • 第41回日本糖質学会年会(大阪大学吹田キャンパス,口頭),2022年9月,「標的から新たな標的へと生体内を移動する糖鎖クラスター分子の開発」

  • 日本化学会第103春季年会(東京理科大学野田キャンパス,口頭),2023年3月,Chemical reaction-driven “organ-to-organ” transfer of glycan-modified-HSA in living mice.

  • 第65回天然有機化合物討論会(東京大学本郷キャンパス,口頭),2023年10月,化学反応で体内を動く天然糖鎖複合体の開発.

  • RIKEN-Academia Sinica-Tokyo Tech-NTHU Glycoscience Joint Meeting(Academia Sinica,口頭),2023年12月,Translocation of glycoproteins triggered by chemical reaction in living mice.

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