基本情報

写真b

中野 陽子

NAKANO Youko

所属
人間福祉学部 教授
兼務
言語コミュニケーション文化研究科
研究分野・キーワード
psycholinguistics, second language acquisition, sentence processing, 心理言語学, 文処理,第二言語習得
教育研究内容
キーワード<心理言語学、統語解析、psycholinguistics, sentence processing> わたしたちは、無意識に、日本語を話したり、理解したりしている。最近の研究では、文を理解する過程には、なにか一定の法則があるということが英語やドイツ語などさまざまな言語でわかり始めてきた。私は実験を通して、私たちが日本語をどのように理解しているのか、外国語をどのように理解しているのか、を調査している。また日本に来ている外国人が、日本語をどのように理解しているかについても調査を行っている。最近は、記憶が日本語や外国語の理解過程にどのような影響をあたえるのかについても調べ始めた。このような研究は、私たちが外国語を身につけるための大きなヒントになるのでは、と期待している。 研究活動等については、https://sites.google.com/site/nakanoyokopsyling/ や http://psyling.in.coocan.jp/Yoko_Nakanos_Psycholinguistic_Web_Site/Welcome.htmlのサイトも参照してください。

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 学校名:エセックス大学(University of Essex)
    学部等名:言語学部
    学科等名:心理言語学・神経言語学

    修了課程:博士課程
    修了年月:2003年
    修了区分:修了
    国名:グレートブリテン・北アイルランド連合王国(英国)

  • 学校名:コロンビア大学(Columbia University)
    学部等名:人文学研究科
    学科等名:応用言語学

    修了課程:修士課程
    修了年月:1992年10月
    修了区分:修了
    国名:アメリカ合衆国

  • 学校名:コロンビア大学(Columbia University)
    学部等名:言語教育研究科
    学科等名:英語教授法

    修了課程:修士課程
    修了年月:1991年03月
    修了区分:修了
    国名:アメリカ合衆国

学位 【 表示 / 非表示

  • 学位名:博士(心理言語学・神経言語学)
    分野名:人文・社会 / 言語学
    授与機関名:エセックス大学(University of Essex)
    取得方法:課程
    取得年月:2003年10月

  • 学位名:教育修士(応用言語学)
    分野名:人文・社会 / 外国語教育
    授与機関名:コロンビア大学(Columbia University)
    取得方法:課程
    取得年月:1992年10月

  • 学位名:文学修士(英語教授法)
    分野名:人文・社会 / 外国語教育
    授与機関名:コロンビア大学(Columbia University)
    取得方法:課程
    取得年月:1991年05月

経歴 【 表示 / 非表示

  • 所属:関西学院大学
    職名:教授
    年月:2008年04月 ~ 継続中

  • 所属:関西学院大学
    部署名:言語コミュニケーション文化研究科
    職名:教授
    年月:2008年04月 ~ 継続中

  • 所属:高知大学
    部署名:人文学部
    職名:准教授
    年月:2004年04月 ~ 2009年03月

  • 所属:高知大学大学院
    部署名:人文社会科学研究科
    職名:准教授
    年月:2004年04月 ~ 2009年03月

  • 所属:京都工芸繊維大学
    職名:非常勤講師
    年月:2003年04月 ~ 2004年03月

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所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 所属学協会名:大学英語教育学会(JACET)
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:関西心理言語学研究会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:日本認知科学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:言語科学会
    学会所在国:日本国

  • 所属学協会名:日本言語学会
    学会所在国:日本国

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • 研究分野:人文・社会 / 言語学
    キーワード:心理言語学

  • 研究分野:人文・社会 / 言語学
    キーワード:心理言語学

論文 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:英語
    タイトル:Practice effect of shadowing on suvocalization in silent reading: A NIRS study for English learners
    誌名:ことばの科学研究  Journal of the Japan Society for Speech Sciences巻  25号  (頁 69 ~ 91)
    出版年月:2024年05月
    著者:Koji Kazai, Naoya Hase, Shuhei Kadota, Haruhiro Katayose, Mariko Kawasaki, Hiroshi Nakanishi, Yoko Nakano, Tadashi Noro, and Osato Shiki

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

  • 記述言語:英語
    タイトル:An Eye-Tracking Study on the Effects of Speaker's Face on Shadowing Performance
    誌名:LANGUAGE EDUCATION & TECHNOLOGY (Information)  61巻
    出版年月:2024年
    著者:Nakano, Y., Kadota, S., Kawasaki, M., Nakanishi, H., Hase, N., and Shiki, O.

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

  • 記述言語:日本語
    タイトル:日本語の謙譲表現を含む文の処理における類似性の効果
    誌名:Evidence-based Linguistics Workshop 2023 発表論文集  (頁 61 ~ 73)
    出版年月:2023年09月
    著者:胡春霞、中野陽子

  • 記述言語:英語
    タイトル:Masked Priming by Two Types of Japanese Suffixes Attached to Conjunctive Verb Forms
    誌名:Kwansei Gakuin University Humanities Review  26巻  (頁 125 ~ 139)
    出版年月:2022年02月
    著者:Yoko Nakano, Kenta Kishimoto

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

  • 記述言語:英語
    タイトル:A Role of Orthography in Morpho-Orthographic Decomposition in Japanese
    誌名:Japanese/Korean Linguistics  28巻  (頁 303 ~ 317)
    出版年月:2021年10月
    著者:Yoko Nakano, Kenta Kishimoto

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:日本語
    タイトル:パソコンがあればできる! 第2版 ことばの実験研究の方法 容認性調査、読文・産出実験からコーパスまで
    出版者・発行元:ひつじ書房
    出版年月:2024年06月

    担当区分:分担執筆

  • 記述言語:日本語
    タイトル:「パソコンがあればできる! ことばの実験研究の方法―容認性調査、読文・産出実験からコーパスまで
    出版者・発行元:ひつじ書房
    出版年月:2019年07月
    著者:中谷健太郎、青木奈津乃、中野陽子、田中幹大、浅原正幸、木戸康人

    著書種別:学術書
    担当範囲:第5章 語彙性判断課題を使った実験
    担当区分:分担執筆

  • 記述言語:英語
    タイトル:Methods in Bilingual Reading Comprehension Research, The Bilingual Mind and Brain Book Series 1
    出版者・発行元:Springer
    出版年月:2016年10月
    著者:(Eds. ) Roberto R. Heredia, Jeanette Altarriba, Anna B. Cieślicka. Written by Dieter Hillert, Yoko Nakano

    著書種別:学術書
    担当範囲:Second Language Sentence Processing: Psycholinguistic and Neurobiological Research Paradigms
    担当区分:共著

  • 記述言語:日本語
    タイトル:越境する人と文化
    出版者・発行元:リーブル出版
    出版年月:2007年05月
    著者:小澤萬記, 天羽康夫, 村端五郎, 岩佐和幸, 中森健二, 中野陽子, 遠山茂樹, 他

    著書種別:一般書
    担当範囲:第5章 日本語の文がどのように理解されているのか調べてみよう
    担当区分:共著

MISC 【 表示 / 非表示

  • 記述言語:日本語
    タイトル:シンポジウム「英語学習と脳」の報告 顔動画シャドーイング:眼球運動データ分析
    誌名:ことばの科学研究  25巻  (頁 15 ~ 19)
    出版年月:2024年05月
    著者:中野陽子

  • 記述言語:日本語
    タイトル:英語コミュニケーションにおけるメディア教材の効果 
    誌名:2009年度研究成果報告 共同研究、関西学院大学
    出版年月:2010年09月
    著者:中野 陽子

    掲載種別:会議報告等

  • 記述言語:日本語
    タイトル:日本語のかき混ぜ構文における項とヘッドの依存関係の成立
    誌名:科学研究補助金研究成果報告書
    出版年月:2009年05月
    著者:中野 陽子

    掲載種別:会議報告等

その他研究活動 【 表示 / 非表示

  • タイトル:研究会発足:関西心理言語学研究会
    実施年月:2010年04月

    研究活動区分:その他

受賞 【 表示 / 非表示

  • 賞名:優秀論文賞
    受賞年月:2024年07月
    受賞国:日本国
    授与機関:言語科学会
    受賞者(グループ):Arai, Daichi & Nakano, Yoko

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 研究種目:基盤研究(C)
    研究期間:2021年04月 ~ 2024年03月
    タイトル:日本語の形態的複雑語の産出の仕組み

  • 研究種目:基盤研究(C)
    研究期間:2015年10月 ~ 2020年03月
    タイトル:文処理における予測に対する文脈情報の影響

  • 研究種目:基盤研究(B)
    研究期間:2015年04月 ~ 2019年03月
    タイトル:英語シャドーイングで話者の顔動画をみる効果:NIRSによる脳内処理機構の解明 研究課題

  • 研究種目:基盤研究(A)
    研究期間:2013年04月 ~ 2014年03月
    タイトル:事象関連電位を用いた日本語文理解研究の基盤構築

  • 研究種目:基盤研究(C)
    研究期間:2012年04月 ~ 2015年03月
    タイトル:文処理における文脈情報の影響

      外部サイトへのリンクを表示

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 会議名:Morphology & Lexicon Forum: MLF
    開催年月:2023年09月
    発表年月日:2023年09月10日
    開催地:滋賀大学
    タイトル:言語的一般化への類似性の影響―スルで終わる日本語動詞の意向形産出課題を通して
    会議種別:口頭発表(招待・特別)

  • 記述言語:英語
    会議名:The Japanese Society for Language Sciences 24th Annual International Conference 2023
    国際・国内会議:国際会議
    開催年月:2023年07月
    発表年月日:2023年07月09日
    開催地:FOREST GATEWAY CHUO, Chuo University, Tama Campus, Tokyo
    タイトル:Facilitatory Interference in Processing Semantic and Syntactic Information in L2 English: Processing Simplex Passive Sentences by Japanese Learners of English
    会議種別:口頭発表(一般)

  • 記述言語:英語
    会議名:MAPLL × TL × TCP 2024
    開催年月:2024年08月
    発表年月日:2024年08月10日
    開催地:関西学院大学
    タイトル:A Role of Orthography in Word Roots and Suffixes in Morpho-Orthographic Decomposition in Japanese
    会議種別:口頭発表(一般)

  • 会議名:言語学フェス2024
    開催年月:2024年01月
    発表年月日:2024年01月20日
    開催地:オンライン開催
    タイトル:関西学院大学大学院言語コミュニケーション文化研究科 心理言語学研究室紹介

  • 会議名:言語学フェス2024
    開催年月:2024年01月
    発表年月日:2024年01月20日
    タイトル:英語の母音と子音における共感覚的な音と意味の繋がりに関する研究

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担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:言語コミュニケーション後期

    授業科目名:リサーチセミナー

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:言語コミュニケーション後期

    授業科目名:リサーチセミナー

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:言語コミュニケーション前期

    授業科目名:修士論文

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:言語コミュニケーション後期

    授業科目名:個別研究指導

    授業形式:代表者

  • 履修年度:2024年度(西暦)

    提供部署名:言語コミュニケーション後期

    授業科目名:個別研究指導

    授業形式:代表者

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作成した教科書、教材、参考書 【 表示 / 非表示

  • タイトル:Real Writing: From structured paragraph to complete essay,『大学生のためのエッセイライティング入門』南雲堂、東京
    活動期間:2019年04月 ~ 継続中

  • タイトル:English for Human Welfare Studies 朝日出版, 東京
    活動期間:2015年04月 ~ 継続中

  • タイトル:Living in Society: From People to Persons、南雲堂, 東京
    活動期間:2012年04月 ~ 継続中

学内活動 【 表示 / 非表示

  • 活動名称:言語コミュニケーション文化研究科副委員長
    活動期間:2022年04月 ~ 2024年03月

  • 活動名称:学部長補佐
    活動期間:2012年04月 ~ 2014年03月

  • 活動名称:言語コミュニケーション文化研究科研究科委員長室委員
    活動期間:2012年04月 ~ 2014年03月

 

委員歴 【 表示 / 非表示

  • 団体名:関西言語学会
    委員名:委員
    年月:2015年 ~ 継続中

  • 団体名:関西心理言語学研究会
    委員名:世話人
    年月:2011年 ~ 継続中