柴田 幸政
SHIBATA Yukimasa
私は、この細胞の履歴を核に記録し、それに基づいて遺伝子発現を調節するための仕組みを研究しています。この仕組みがある事で、皆さん自身の体の全ての細胞が同じDNAや遺伝子を持っているにもかかわらず、それぞれの細胞は異なるセットの遺伝子を発現し、神経は神経の、表皮は表皮の特性(細胞運命)を維持し続ける事ができるのです。私は、分化した細胞が運命を維持するための仕組みを解き明かすために、モデル生物、線虫C. elegansを用いて遺伝学的なアプローチで研究を進めています。
出身大学 【 表示 / 非表示 】
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学校名:名古屋大学
学部(学系)名:理学部
学科・専攻等名:分子生物学科
学校の種類:大学
卒業年月:1994年03月
卒業区分:卒業
国名:日本国
経歴 【 表示 / 非表示 】
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所属:関西学院大学
部署名:生命環境学部
職名:専任講師
年月:2022年04月 ~ 継続中 -
所属:関西学院大学
部署名:理工学部
職名:助教
年月:2014年05月 ~ 2018年11月 -
所属:関西学院大学
部署名:理工学研究科(研究員)
職名:博士研究員
年月:2010年10月 ~ 2014年04月 -
所属:理研CDB
職名:研究員
年月:2003年04月 ~ 2010年09月 -
所属:McGill大学
職名:博士研究員
年月:2000年04月 ~ 2003年03月
論文 【 表示 / 非表示 】
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記述言語:英語
タイトル:Endogenous chondroitin extends the lifespan and healthspan in C. elegans
誌名:Scientific Reports 14巻 1号 (頁 4813 ~ )
出版年月:2024年02月
著者:Yukimasa Shibata, Yuri Tanaka, Hiroyuki Sasakura, Yuki Morioka, Toshihiro Sassa, Shion Fujii, Kaito Mitsuzumi, Masashi Ikeno, Yukihiko Kubota, Kenji Kimura, Hidenao Toyoda, Kosei Takeuchi & Kiyoji NishiwakiDOI:10.1038/s41598-024-55417-7
担当部分:研究計画の立案と、実験の遂行、論文の執筆
専門分野:ライフサイエンス / 分子生物学,ライフサイエンス / 動物生命科学,ライフサイエンス / 遺伝学 -
記述言語:英語
タイトル:Repulsive guidance molecule acts in axon branching in Caenorhabditis elegans
誌名:SCIENTIFIC REPORTS 11巻 1号
出版年月:2021年11月
著者:Tsutsui Kaname, Kim Hon-Song, Yoshikata Chizu, Kimura Kenji, Kubota Yukihiko, Shibata Yukimasa, Tian Chenxi, Liu Jun, Nishiwaki KiyojiDOI:10.1038/s41598-021-01853-8
掲載種別:研究論文(学術雑誌)
共著区分:共著
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記述言語:英語
タイトル:Genetic interactions among ADAMTS metalloproteases and basement membrane molecules in cell migration in Caenorhabditis elegans
誌名:PLOS ONE 15巻 12号
出版年月:2020年12月
著者:Imanishi Ayaka, Aoki Yuma, Kakehi Masaki, Mori Shunsuke, Takano Tomomi, Kubota Yukihiko, Kim Hon-Song, Shibata Yukimasa, Nishiwaki KiyojiDOI:10.1371/journal.pone.0240571
掲載種別:研究論文(学術雑誌)
共著区分:共著
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記述言語:英語
タイトル:Maintenance of cell fates and regulation of the histone variant H3.3 by TLK kinase in Caenorhabditis elegans
誌名:BIOLOGY OPEN 8巻 1号
出版年月:2019年01月
著者:Shibata Yukimasa, Seki Yoshiyuki, Nishiwaki KiyojiDOI:10.1242/bio.038448
掲載種別:研究論文(学術雑誌)
共著区分:共著
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記述言語:英語
タイトル:Organ Length Control by an ADAMTS Extracellular Protease in Caenorhabditis elegans
誌名:G3-GENES GENOMES GENETICS 6巻 5号 (頁 1449 ~ 1457)
出版年月:2016年05月
著者:Shibata Yukimasa, Kawakado Yuri, Hori Noriyoshi, Tanaka Kota, Inoue Ryo, Takano Tomomi, Kubota Yukihiko, Nishiwaki KiyojiDOI:10.1534/g3.116.028019
掲載種別:研究論文(学術雑誌)
共著区分:共著
共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示 】
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研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2024年04月 ~ 2027年03月
タイトル:コンドロイチンによるリソソーム活性制御を介した老化抑制
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研究種目:研究活動スタート支援
研究期間:2022年08月 ~ 2024年03月
タイトル:基底膜による老化抑制機構の研究
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研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2016年04月 ~ 2019年03月
タイトル:分化した細胞で働く運命維持機構の解明
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研究種目:若手研究(B)
研究期間:2011年04月 ~ 2014年03月
タイトル:細胞運命維持におけるヒストンアセチル化を介した転写抑制維持機構の研究
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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記述言語:日本語
会議名:日本生物工学会大会講演要旨集
国際・国内会議:国内会議
開催年月:2014年08月
開催地:
タイトル:1P-087 分岐型ポリアミンの線虫生長への影響(酵素学,酵素工学,一般講演)
会議種別:ポスター発表
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会議名:elegans, Development v.137
国際・国内会議:国内会議
開催年月:2010年
開催地:
タイトル:Double bromodomain protein BET-1 and MYST HATs establish and maintain stable cell fates in C.
会議種別:口頭発表(一般)
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会議名:Development
国際・国内会議:国内会議
開催年月:2010年
開催地:
タイトル:Double bromodomain protein BET-1 and MYST HATs establish and maintain stable cell fates in C.elegans
会議種別:口頭発表(一般)
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記述言語:日本語
会議名:日本分子生物学会年会プログラム・講演要旨集
国際・国内会議:国内会議
開催年月:1998年12月
開催地:
タイトル:線虫C. elegensの運動の抑制に関与する遺伝子loc-1の解析
会議種別:口頭発表(一般)